オバマ大統領の広島訪問を心から歓迎したい

2016年5月12日エッセイニュース,,広島,戦争,歴史

著者: 今井 阿見

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アメリカのオバマ大統領が27日、安倍首相と共に、現職大統領として初めて被爆地の広島を訪問するそうです。

私は広島生まれの広島育ちな人間だけに、学校での平和学習を通して原子爆弾および核兵器の非人道性を学んできています。

今、東京に住んでいるので直接見に行くことはかないませんが、米大統領の訪問を歓迎したいと思います。

米大統領の広島訪問を歓迎する理由

私がアメリカ大統領の広島訪問を歓迎する理由は極めて個人的な理由で、祖母が被爆者だからです。

祖母は原爆手帳(被爆者健康手帳)を所有しており、まだ生きています。

祖母が存命のうちに米大統領の広島訪問が実現し、とても喜ばしく思っています。

もし、オバマ大統領の在任中に広島訪問が実現しなかった場合、もし次の大統領にトランプ氏が選ばれれば、アメリカ大統領の広島訪問が困難な話となってくるでしょう。

そうなると、将来的に大統領を訪問しても、その時には今より多くの被爆者がこの世を去っていることになります。

戦後70年経った、今が色々とギリギリのタイミングだったのではないかと思います。

謝罪なき広島訪問

オバマ米大統領が27日、安倍晋三首相と共に、現職大統領として初めて被爆地・広島を訪問する。原子爆弾投下に関する謝罪は行わない。ホワイトハウスが10日、明らかにした。

オバマ大統領が27日広島訪問、米政府「原爆投下は謝罪せず」 | ロイター

すでに、大統領は広島訪問に際して謝罪を行わないことを明らかにしています。

私は、オバマ大統領の広島訪問で謝罪は特に求めていません。

私は被爆者3世ですが、広島・長崎の原爆投下が正しかったのか、間違っていたのか、いまだに判断ができません。答えの出ない話だと思っています。

私が唯一正しいと思えるのは「核兵器廃絶」「核軍縮」です。

オバマ大統領はホワイトハウスで「核兵器なき世界の平和・安全保障を求める継続的なコミットメントを強調」するとした声明を出してますので、私もオバマ大統領の考えを支持したいと思います。

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今井阿見

当ブログ『PLUS1WORLD』の記事執筆、編集、校正、プログラミング(一部)、管理を行っているのは今井阿見(いまいあみ)という個人のブロガーです。ブログは趣味と実益を兼ねて運営しています。

今井阿見は30年近くゲームを遊んでいるベテランのゲーマー。学生時代にゲーム作りや映像制作を行っていたので、ゲームだけでなく、映画やアニメなどの映像作品、スマートフォンやパソコン、ガジェットなどの分野にも深く関心があります。

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