YouTube対応の無料SEOキーワードツール「SeoStack Keyword Tool」
2023年10月、米国に続いて日本でのYouTubeの収益化条件が緩和され、チャンネル登録者500人で動画3本以上、そして有効な視聴回数(時間)以上があれば「Super Chat」などの収益化プログラムへ参加可能になりました。
YouTubeの収益化条件が緩和されたことで、新たに人気YouTuberを目指す人が増えてくるでしょう。しかしチャンネル登録者数と知名度が0の状態からチャンネル登録者数を500人も稼ぐのは競争が激化した今なかなか困難です。
チャンネル登録者数が少ない状態から動画を見てもらうには検索から動画を見つけてもらうのが一番です。動画を検索から見つけてもらうには人がどのようなキーワードでYouTubeの動画を検索しているか知っておく必要があります。
YouTube対応の無料SEOキーワードツールを使おう
YouTubeはGoogleの次に利用されている世界で2番目の検索エンジンと言われています。それだけ多くの人が動画を探すためにYouTubeで検索してるということです。検索から動画を見つけてもらいたいならSEOするのが定石です。
SEOは“Search Engine Optimization” の略。日本語では『検索エンジン最適化』という意味で、コンテンツを検索から見つけられやすくする技法やノウハウのことを指します。もちろんYouTubeの検索にもSEOは有効です。
例えば、YouTubeに投稿する動画のタイトルや説明欄にYouTubeでよく検索されているキーワードを含めればYouTubeでのSEOになります。しかし、それを行うためにはYouTubeで検索されているキーワードを知る必要があります。
そのためにSEO向けのキーワード選定ツールを使ってみましょう。無料で使えるものとしてChrome拡張機能の「SeoStack Keyword Tool」があります。PCのWebブラウザでChromeを使っているならインストールしましょう。
「SeoStack Keyword Tool」でキーワードを選定する
SeoStack Keyword Tool – Chrome ウェブストア
「SeoStack Keyword Tool」をお手持ちのパソコンのChromeブラウザにインストールして下さい。
SeoStack Keyword Tool をインストールするとChromeブラウザの上部にアイコンが増えます。アイコンをクリックすると利用を開始できます。
SeoStack Keyword Tool のアイコンをクリックするとこのような画面が表示されます。まずはYouTubeのキーワードを選ぶために初期設定を行います。
YouTubeを調べたいので「Select Sources」をYouTubeのみにします。
地域設定(Region)を「Country」を「Japan」に「Language」を「Japanese」にします。
「Enter Seed keyword」に調査したいキーワードを入力します。
必要項目の入力が終わったら「Start」を押しましょう。
「Rank」の項目を見ると検索されているキーワードの順位が分かります。
今回は例として「ダイエット」というキーワードで調べてみました。「ダイエット」の次にどんなキーワードを入れてみんな検索しているか、これを見ればある程度把握できるようになります。
検索結果はCSV形式で出力することもできます。保存したファイルをExcelやGoogleスプレッドシートでチェックしてみましょう。
より詳しいデータが欲しければ有料のツールを使おう
このように「SeoStack Keyword Tool」を使えば入力したキーワードに関する順位が取得できます。しかし、どのぐらい検索されているかという「検索件数」は取得できないので更にデータが欲しい人は有料ツールを使いましょう。
有料ツールは文字通りお金はかかりますが、さらに効率よくSEO出来るようになるので活用できればチャンネルがより早く成長します。優秀な有料ツールとして「Keyword Tool」や「vidIQ」などがあります。
YouTubeでSEOしてチャンネル登録を増やそう
以上が、YouTubeにも対応した無料SEOキーワードツール「SeoStack Keyword Tool」の紹介です。YouTube初心者で知名度もコネもない状態から人気YouTuberを目指しているならツールをフル活用するしかありません。
こういったツールはキーワードの人気度を客観的に知ることが出来るので、人気のないキーワードで動画投稿してしまい、動画が誰にも見られなくてチャンネル登録数が全然増えないなどの望ましくない結果を避けやすくなります。
「SeoStack Keyword Tool」はYouTube以外のSEOにも使えるのでブログやYouTubeのチャンネル以外の別のメディアを持っているなら、そちらとも連動してSEOを行い、自分の知名度を上げる手段として活用してみましょう。