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2013年上半期 動画コンテンツ関連ニュースまとめ

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 どうも、トレンド予測が趣味の今井阿見です! 7月に入ったので、2013年も半分過ぎましたね。

今年は動画が流行る(利用が拡大する)ぞ! と意気込んで、2013年 動画コンテンツがより広まると思う理由 という記事を今年の年始に書いた影響もあり、動画関連のニュースは目を通していました。

2013年1月から6月にかけて、この半年の間に動画関連で様々な動きがありました。その中でも私が「お、これは!」と注目したニュースをざっくりとまとめてみました。

2013年上半期 の動画関連ニュースまとめです!

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Vine の登場からこれまでの流れ

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Twitter 動画の作成と共有(投稿)が出来る iOS用アプリ「Vine」を発表

今年1月、Twitter が Instagram のような動画投稿系サービス Vine を始めました。

このサービスで特徴的なのは、動画の撮影可能な時間が最大6秒という制限があることです。Vine はそれ単体で独立したサービスですが、Twitterとの親和性は高く、6秒以内の短い動画は短文SNSであるTwitterと相性は抜群です。

当ブログでは Vine の使い方 を記事にしています。まだ使ったことのない方は参考にどうぞ。

Vine の人気は本物

Twitterに買収されてわずか半年, VineがApple App Storeの無料部門でトップに | TechCrunch Japan

Vine は日本ではあまり利用されていませんが、海外では利用が盛んになっています。無料アプリ部門で高い順位を獲得しています。

ツイッター動画「Vine」の急成長がわかるグラフ « WIRED.jp

ツイッターによる買収後、ショート動画アプリ「Vine」は指数関数的に成長している。
ツイッター動画「Vine」の急成長がわかるグラフ « WIRED.jpより

Vine は 6月よりAndroid でも利用が可能になりましたので、今後ますます人気が拡大していきそうです。今後も目が離せません!

YouTube の大きな変化

YouTube Capture が1080pの撮影に対応開始

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YouTube 公式動画作成共有iPhoneアプリが 1080pの高画質に対応開始

今年1月、YouTube 公式の動画撮影・共有アプリのYouTube Capture1080p の高画質動画の撮影に対応しました。

1080p はBlu-ray (ブルーレイ)と同じ解像度です。iPhoneさえ持っていれば、いつでも映画並みの映像を撮ることが出来るし、更にYouTubeに投稿もできるようになったということです。

Blu-rayと同等の映像がPCを介さずモバイルだけで撮影、加工、共有が出来るという凄い時代になって来たので、驚いています。

YouTube Space Tokyo が東京 六本木にオープン

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プロ向け撮影スタジオ YouTube Space Tokyo が東京 六本木にオープン

今年2月、YouTube が動画クリエイターのために、動画撮影施設であるYouTube Space Tokyo を六本木にオープンしました。

カメラやグリーンスクリーンなど本格的な動画撮影のための機材や設備が充実しており、まさにプロ向け仕様になっています。そしてこの施設なんと設備を無料で提供しています! 太っ腹ですね。

このスタジオ使った動画もYouTubeに投稿されていますので、気になる方はチェックしてみてください。

YouTube One Channel (YouTubeチャンネル新デザイン)

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日本版 YouTube クリエイター ブログ: 6 月 6 日すべてのチャンネルが YouTube One Channel に移行となります

今年の3月から、YouTube のチャンネルの新デザイン YouTube One Channel が全てのユーザで利用可能になりました。そして6月に全てのチャンネルがこの YouTube One Channel のデザインに切り替わりました。

YouTube One Channel はこれまでのチャンネルのデザインに比べてチャンネルのブランディングがやりやすくなっています。

YouTubeチャンネルの印象を決定づけるのはチャンネルアートです。当ブログでは YouTube One Channel のチャンネルアートの設定方法 を記事にしています。まだ設定していないYouTubeチャンネルのオーナーは参考にしてみてください。

YouTube の生放送(LIVE放送)利用対象の拡大

YouTube Live がより多くのチャンネルで順次利用可能に

YouTube のライブ配信「YouTube Live」が、アカウントが良好な状態でチャンネル登録者数が1000以上であれば誰でも利用申請が可能になりました。

これまでは非常に限られたYouTubeチャンネルのみYouTube Liveが利用できていましたが、チャンネルの登録者数を増やすことによって多くのチャンネルがこの機能が使えるようになるのは嬉しいですね!

私のYouTubeチャンネルの登録者はまだ2桁ですが、いずれ1000人を越えた際にYouTube Liveの利用申請を出してみたいと思っています。

その他の始まった動画サービス

動画の共有も可能になった Instagram

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Instagram、13種類のフィルタを搭載した15秒間ビデオの共有サービスをアナウンス | TechCrunch Japan

写真撮影・共有のプラットフォームとして人気のあった Instagram が動画にも対応しました。

撮影時間が最大15秒間までの動画を作成することができるようになっています。撮影時間の長さはVine の倍ぐらいですね。写真と同じ様に動画もフィルターで加工して投稿できます。

iPhoneアプリでのInstagramで動画を撮影して投稿する方法 については当ブログで記事にしています。

Google+ のハングアウトが独立し、アプリに

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Googleの新チャット・通話アプリは「ハングアウト」、iOS / Android / Chromeで提供 – Engadget Japanese

Google+ のビデオチャット機能として有名だったハングアウトがGoogleの他のチャット機能と統合され、Google+から独立し単独のアプリとしてリリースされました。

これまで複数のGoogle サービスに分散していたビデオ通話・音声通話・テキストチャットを統一して扱っています。

ビデオのハングアウトは最大同時で10人まで利用可能。この辺はPC版と変わらないようです。

Skype にビデオ送信機能 追加

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ASCII.jp:Skype、無制限・無料のビデオ送信機能。iOSやAndroidでも!

通話アプリ(ソフト)としてはかなりの古株「Skype」もビデオ送信機能に対応しました。

無料かつ利用回数も無制限です、何度でも使えます。最大3分までの録画が可能です。あまり知られていないようなので周知させておきます。

Skypeは2013年8月で誕生から10周年になります。それに合わせてなにか大きな発表があるかもしれません。

その他の動画のトレンド

モバイルでの動画視聴者の増加

モバイルからの動画視聴が飛躍的に増加-Adobe 調査 – インターネットコム

Adobe の調査では、スマートフォンやタブレット型端末などでのオンライン動画の視聴者が飛躍的に増加しているようです。

「オンラインのデジタル動画のコンテンツの利用は2012年に前年比30%の成長を果たし板。オンライン動画の利用はモバイルデバイスと関係している。動画を視聴するきっかけとなる初回のアクセス『動画視聴開始数』は、2012年はタブレット端末で360%、モバイルフォンで300%増加した」
現在モバイルデバイスは、動画視聴開始数全体の10%を占めるまでになっており、今後タブレット端末の売上げが PC を上回るにつれて、この割合がさらに伸びていくことは確実だろう。
モバイルからの動画視聴が飛躍的に増加-Adobe 調査 – インターネットコムより

伸び方が凄いですね……。

海外では以下の様な予測もあります。

4年後にはビデオがモバイルのデータトラフィックの半分を占める…Ericssonの報告書より | TechCrunch Japan

動画のデータで、携帯電話の回線が逼迫しそうです。(・_・;) 大丈夫かな?

選挙でのネット動画の活用

ネット事業者6社がネット選挙に向けた共同企画、グリー、Twitter Japan、ドワンゴ、ヤフー、Ustream Asia、LINEが参加

2013年夏の参議院選挙でネット選挙が解禁になります。それに合わせて各種動画サービスがネットで選挙活動を後押ししています。

今考えると、2012年にGoogleが行った「政治家と話そう」という企画は早すぎてしかも斬新過ぎるものでした。

動画を使って有権者に呼びかけるのは素晴らしいことだと思います。しかし、その一方でこの分野は日本であまりノウハウが蓄積されていません。配信する動画には細心の注意を払ってもらいたいところです。

ゲーム動画配信の著作権をめぐる話

米国任天堂、YouTube上のプレイ実況動画にCM挿入 | インサイド

ゲーム史に残る事件だ。「ドラクエ10」プレイ動画配信公認に踏み切ったスクエニの英断(エキサイトレビュー) – エキサイトニュース

ゲームメーカーはYouTubeやニコニコ動画にあるゲームのプレイ動画を、単なる著作権を侵害している違法コンテンツとして認識するのをやめ、広告として活用しようと考えるようになりました。

ゲームのプレイ動画はYouTube、ニコニコ動画どちらでも人気がありますので、今後各ゲームメーカーがどのような判断を下していくか気になります。

次世代ゲーム機、PS4Xbox ONEもユーザーが、ゲーム動画を投稿(公開)出来る機能が付いています。より気軽にゲームプレイを録画できる環境が増えることで、プレイ動画をめぐる考え方も変わってくるかもしれません。

ちなみに、プレイ動画に対する各メーカーの対応 はこのあたりが詳しいです。

番外編:音楽(ラジオ)ストリーミング

音楽ネット配信じわり グーグルに続きアップルも参入 (1/2ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ)

音楽のダウンロード販売ではなく、ストリーミング配信という形での音楽ビジネスの話です。Googleは月定額で聴き放題の音楽ストリーミングサービス「Google Play Music All Access」を米国で始め、Appleはそれを「iTunes Radio」で追う形になっています。

動画とは関係ないように思われますが、動画と同じ様に音楽ストリーミングサービスが現在広がりつつあるのは、携帯電話の回線が早くなったからですね。この辺は動画と同様です。

今後は、Apple の iTunes が行なってきた様な音楽の売り切り型ビジネスが廃れ、定額制のストリーミング配信が主流になっていくのかもしれません。これからはスマホ等で音楽、ラジオのストリーミングを聞くのが当たり前の時代になりそうです。

動画と同様に、今後ストリーミングによる音声配信サービスも伸びていきそうです。こちらも注目ですね!

半年だけでも動画関連サービスは大きく変わる

新しい動画サービスの開始、動画サービスの改良と改善、動画をめぐる環境の変化などなど、半年だけでも結構注目する価値のあるニュースが多く、動画サービスのめまぐるしい発展を実感出来ました。

インターネットでの動画の環境はここ10年で全く変わっています。これからも変わるでしょう。動画をめぐる環境の変化はほんとうに面白いです!

インターネットではまだまだ個人が動画を活用(利用)する機会が少ないのですが、ここ数年で動画によるコミュニケーションがスタンダードになるのではないかと感じています。

今後はGoogle Glassやスマートウォッチなどの端末の普及で、予想しなかった動画の使われ方や変化が見られそうでワクワクしています。

2013年下半期はどのような動きがあるのでしょうか。今から楽しみです!