Amazonプライム会員を解約すべきか続けるべきかの分岐点を調べてみた
あなたはAmazonプライムの会員ですか? 私は2年くらいAmazonプライム会員を続けています。
現在(2018年10月18日時点)Amazonプライム会員の会費は月400円の月間プランまたは年3,900円の年間プランが提供されていますが、最近これがお得なのかどうか分からなくなってきました。
アマゾン・プライムに年4,000円近くまで払って続ける価値があるのか? 解約したほうが良いのか、会費を払って続けたほうが良いのか、ちょっと考えてみましたがすぐに判断できませんでした。
イマイチよく分からなかったので、アマゾン・プライムがお得になるか、ならないかの分岐点を調べてみました。
Amazonプライム会員が得になるかどうかの分岐点
Amazonプライムの料金プラン
Amazonプライムは現在、400円(税込み)/月の月間プランまたは3,900円(税込み)/年の年間プランが提供されています。(2018年10月18日時点)
年間プランの方は、月換算で325円相当なので長く続けて利用するならこちらのほうが安くなります。
年間プランの方が月に支払う額が安いので、アマゾン・プライムがお得になるかどうかは、年間プランをベースに検証してきます。
Amazonプライム会員特典がお得になる分岐点
配送料が無料になる特典
Amazonプライム会員だと、Amazonから配送される商品の配送料が無料になります。
通常だと注文金額が2,000円未満の商品の発送の場合 400円の発送料がかかります。(北海道・九州・沖縄・離島 は440円)
なので、注文金額が2,000円未満の商品の発送が1年以内に10回以上あれば発送料が4,000円を超えるため、Amazonプライム会員に入ったほうがお得になります。
自分のAmazonプライムがお得かどうか検証するためにAmazonの注文履歴を確認してみましょう。
過去1年以内に2,000円未満の商品の発送をどの程度行っていますか? Kindleの電子書籍やデジタルミュージック、デジタルセルの映画やドラマなどは発送を伴わない商品なので除外してください。
10回以上の2,000円未満の商品の発送あれば、Amazonプライム会員に入り続けたほうが配送料がお得になります。
お急ぎ便やお届け日時指定便が無料になる特典
「お急ぎ便」や「お届け日時指定便」を使うと、通常だと500円(税込)かかります。「当日お急ぎ便」だとさらに600円(税込)かかります。(お届け先が北海道・九州だと、さらに高くなります。)
お急ぎ便や日時指定便を年に8回以上使っているなら、4,000円以上の出費になりますので、Amazonプライム会員を続けたほうが配送料がお得になります。
Primeビデオで映画やドラマが見れる特典
Amazonプライムビデオでは対象の映画やドラマ、アニメ作品が見放題になります。
Amazonで売られているデジタルセルの映画はレンタル料金が100~500円(税込)くらいなので結構な幅があります。間を取って映画1本レンタル300円とすると、14本の映画を見ると4,200円になります。
なのでAmazonプライムビデオで映画作品を1年間に14本くらい見れば、Amazonプライム会員の元は取れている計算になります。
とは言うものの、結局はプライム・ビデオに見たい映画やドラマがなければ意味はありません。タダだからといって興味のない作品を見て元を取ろうとするのは時間の無駄です。
結局はAmazonプライムビデオに自分好みの作品がどのくらいあるかというのが一番重要だと思います。
その他の特典
ここまで、Amazonプライム会員の主な特典を紹介してきました。
他にも、Prime MusicやAmazonプライムラジオで音楽が聴ける特典やPrime ReadingやKindleオーナーライブラリーで無料で本が読める特典などがあります。
さらに、アマゾン・プライム会員にはプライムデーなどのセールに参加できたり、割引価格でKindleやFire TVなどの端末が購入できるなどの特典もあります。
これらは利用頻度や自分にあった音楽や書籍、商品があるかどうかによって自分に利益があるか否かが変わってくるので、お得かどうかは判断がとても難しいと思います。
「Amazonプライム」はお得かどうかの実感が大事
ここまで、アマゾン・プライムの主だった特典を振り返り、解約するべきか続けるべきかの分岐点を探ってきました。
調べた結果、配送料以外は「Amazonプライム」がお得であるかどうか算出することが難しいと分かりました。
結局は「Amazonプライム」を自分がお得に感じているかどうかの実感が大事だということです。
Amazonプライム会員はメリットも多いですが、Amazonへの依存度が上がるというデメリットもあります。「Amazonプライム」はAmazonへの依存度が高いほどお得に感じられるように作られています。
アマゾン・プライムの年会費はアメリカの方だと値上げによって年間119ドル(日本円で13,000円以上)という価格になりました。日本でもいつ値上げが始まるか分かりません。
最近Amazonで商品を買いすぎていると実感している人はAmazonへの依存度が低いうちに「Amazonプライム」を解約するべきか続けるべきか検討したほうがよいかもしれません。
追記:プライム会員の年会費が変更
Amazonプライムの年会費が、3900円から4900円に値上げしました。月会費やPrime Studentも同様に値上げしています。(2019年4月時点)
値上げしても、基本的にAmazonプライムがお得かどうかの判断基準は変わっていません。得していると感じているなら続けるべきです。