iPhoneが急に充電できない、電池がたまらない状態になる原因と対処法
普通、iPhoneにケーブルを挿すと自動的に充電が開始しますが、突然手持ちのiPhoneの充電がたまらない状態になることがあります。
iPhoneは電池がないと使えませんから、バッテリーが充電できない状態になると困りますよね?
今回は、iPhoneがいきなり充電できない状態になったときの原因と対処方法をまとめてみました。
iPhoneが充電できない状態の原因と対処法
iPhoneにケーブルを挿しているのに充電されない。充電マーク(電池マーク)が表示されるだけでバッテリーがたまらない!
そんな時は充電できない理由として様々な原因が考えられます。
まずはコンセントを疑え!
当たり前すぎて、見落としがちなのがコンセントです。
コンセントが故障していたり、コンセントに充電器がきっちり刺さっていなかったりしませんか?
コンセントの延長ケーブルを使用しているときは、延長ケーブルがしっかり刺さっているかどうか、延長ケーブルに問題が発生していないか確認してみましょう。
電圧(電力)が足りていないのかも
コンセントではなくパソコンのUSB経由で充電している場合は、電圧が足りなくてiPhoneに充電できない場合があります。
パソコンのUSB経由ではなく、家庭用の100V のコンセントから直接充電しましょう。
またiPhoneが「ポン・ポン・ポン……」とケーブルを指したときの音を繰り返すようなら、タコ足配線や複数ポートによる充電でiPhoneに十分な電力供給が行えていない可能性があります。
電力が分散しないようにコンセントに充電器を直接挿し、充電器でiPhoneのみを充電しましょう。
充電器・ケーブルに異常はないか?
次に原因として考えられるのが、iPhoneの充電器・充電ケーブル(Lightningケーブル)の故障・断線です。一度コネクタ周りを確認してみましょう。
ケーブルに異常は見られなくても、本体付属のケーブルやApple公認のケーブルでない場合、充電できない可能性があります。
アップルの認証を受けている商品はこのような「Made for iPhone」が貼付されています。iPhone への接続専用に設計された製品であり、Apple が定める性能基準に適合していることを認定された商品です。
つまり「Made for iPhone」マークのない充電器や充電ケーブルはそもそも動作が保証されていません。OSのアップデートなどによって突然使えなくなる可能性も十分にあります。
iPhoneの充電にはアップル純正の充電器・充電ケーブルを使いましょう。
iPhoneの充電器・充電ケーブル(Lightningケーブル)の故障・断線が疑われる場合は iPhoneの充電器,充電ケーブルを無料で交換する方法 を参考にしてください。
iPhoneの端子部分の接触不良かも?
コンセントも充電器、ケーブルも大丈夫となれば、もう原因はiPhoneにしかありません。
充電できない原因として、iPhone側の接続部分の故障が考えられます。
デバイスの底部にある充電ポートに異物があれば取り除き、もう一度充電ケーブルをデバイス本体にしっかりと差し込みましょう。
iPhoneのコネクタ差しこみ部分がホコリ等で詰まっている場合、掃除を行うのも一つの手です。
エタノールや除光液を綿棒の先端に漬け、iPhoneのコネクタ部分をゆっくり丁寧に掃除しましょう。綿棒は細いものを使用すると効果的です。
何もつけていない綿棒で端子を掃除しても汚れを取り除くことはできます。
iPhoneの端子の掃除に関しては、あくまでも自己責任でお願いします。
iPhoneのバッテリーが原因かも
色々試してみたのに、それでもiPhoneが充電できない場合は、iPhoneのバッテリーに問題が発生している可能性があります。
iPhoneを買ったばかりであれば、バッテリーの初期不良。iPhoneを買って2年以上経つならバッテリーの経年劣化が考えられます。
iPhoneは500回の充電でバッテリーの持ち時間が半分になるとも言われています。充電するたびにiPhoneの電池は衰えます。
iPhoneを毎日充電しているなら、2年間で500回の充電を余裕で超えます。電池の寿命が来ていても不思議ではありません。
iPhoneのバッテリーが問題であるならApple に電池を交換してもらうなどの対応が必要になる場合があります。
iPhoneが充電できない原因と対処法は様々
以上がiPhoneがいきなり充電できなくなった時の原因と対処法のまとめです。iPhoneが充電できない状態になる原因は複数あるため、まず状況を見極めるのが肝心です。
iPhoneが充電できない状態になっても、慌てず冷静に原因を探り当てましょう。もし、iPhoneの調子が悪い状態が続くようなら、念の為のバックアップを取ったり、iPhoneを初期化して売却することも検討しておきましょう。
iPhoneの電池切れが頻繁に起こるようならPower Deliveryによる急速充電に対応したiPhone対応の充電器や充電ケーブルを持っていたほうが良いかも知れません。