iPhoneで部屋の傾きを調べる方法
春は移動の季節。高校・大学への進学や企業への就職、転勤、異動などで住む場所を変えることが多い季節です。
アパート・マンションなどの物件探しで内覧する時に、間取りや日当たりなどは見れば分かりますが、部屋の傾きは道具がなければ調べられません。
引っ越した後で『実は部屋は傾いてました』では困りますので、iPhone で部屋の傾きを調べる方法をご紹介します。
iPhoneで部屋の傾きを調べる方法
iPhoneで部屋の傾きを調べるには、iOSに最初から入っている「計測」のアプリを使います。
iOS 12以降で使える標準アプリ「計測」には、「水準器」機能がついています。(注意:iOS11以前では「水準器」機能は「コンパス」アプリの中にあります)
「水準器」というのは、角度や傾斜を確認する器具のことです。
水準器(すいじゅんき)は、一定の物体の地面に対する角度や傾斜(水平、垂直、45度など)を確認する器具。水平器あるいはレベルともいう。
引用元: 水準器 – Wikipedia
計測アプリの「水準器」機能
「水準器」機能を使うにはまずは「計測」アプリを起動します。
アプリが起動したら、画面下のメニューから「水準器」を選択します。
「水準器」機能の画面です。中央に傾きの角度を表す数字。傾いている方向表す円が表示されます。
傾きが小さいと、中央の数字が0に近づきます。
部屋の傾きを調べるには、iPhoneを床に置きます。
傾きが0であれば、中央の数字が0になり、円が重なって、画面が緑色になります。
この画面になれば部屋は傾いていません。逆にこの画面にならなければ傾いています。
部屋が傾いているということは手抜き、施工不良の可能性があります。建築基準法に違反している問題物件かもしれません。
物件探しで「計測」アプリを活用する
物件探しの時にiPhoneを持っていけば、計測による部屋の傾きだけでなく、コンパスアプリで正確な方位も調べられます。
ついでにマップアプリも活用すれば、近くにスーパーやコンビニがあるかどうかや、近くで電車や車が走っていないかも確認でき大変便利です。
物件探しの際は、実際に目に見える情報だけでなく、スマートフォンなどで得られる情報も活用してみましょう!