iPhoneで部屋の傾きを調べる方法

2015年3月16日iPhoneiOS12,iPhoneアプリ,ノウハウ,住宅,便利

著者: 今井 阿見


春は移動の季節。高校・大学への進学や企業への就職、転勤、異動などで住む場所を変えることが多い季節です。

アパート・マンションなどの物件探しで内覧する時に、間取りや日当たりなどは見れば分かりますが、部屋の傾きは道具がなければ調べられません。

引っ越した後で『実は部屋は傾いてました』では困りますので、iPhone で部屋の傾きを調べる方法をご紹介します。

iPhoneで部屋の傾きを調べる方法

iPhoneで部屋の傾きを調べるには、iOSに最初から入っている「計測」のアプリを使います。

iOS 12以降で使える標準アプリ「計測」には、「水準器」機能がついています。(注意:iOS11以前では「水準器」機能は「コンパス」アプリの中にあります)

「水準器」というのは、角度や傾斜を確認する器具のことです。

水準器(すいじゅんき)は、一定の物体の地面に対する角度や傾斜(水平、垂直、45度など)を確認する器具。水平器あるいはレベルともいう。

引用元: 水準器 – Wikipedia

計測アプリの「水準器」機能

「水準器」機能を使うにはまずは「計測」アプリを起動します。

アプリが起動したら、画面下のメニューから「水準器」を選択します。

iphone-horizontality-check-0004

「水準器」機能の画面です。中央に傾きの角度を表す数字。傾いている方向表す円が表示されます。

iphone-horizontality-check-0005

傾きが小さいと、中央の数字が0に近づきます。

部屋の傾きを調べるには、iPhoneを床に置きます。

iphone-horizontality-check-0006

傾きが0であれば、中央の数字が0になり、円が重なって、画面が緑色になります。

この画面になれば部屋は傾いていません。逆にこの画面にならなければ傾いています。

部屋が傾いているということは手抜き、施工不良の可能性があります。建築基準法に違反している問題物件かもしれません。

物件探しで「計測」アプリを活用する

物件探しの時にiPhoneを持っていけば、計測による部屋の傾きだけでなく、コンパスアプリで正確な方位も調べられます。

ついでにマップアプリも活用すれば、近くにスーパーやコンビニがあるかどうかや、近くで電車や車が走っていないかも確認でき大変便利です。

物件探しの際は、実際に目に見える情報だけでなく、スマートフォンなどで得られる情報も活用してみましょう!

iPhone芸人かじがや卓哉のスゴいiPhone 超絶便利なテクニック123 iPhone X/8/8 Plus対応

この記事を書いた人

著者(今井阿見)画像

今井阿見

当ブログ『PLUS1WORLD』の記事執筆、編集、校正、プログラミング(一部)、管理を行っているのは今井阿見(いまいあみ)という個人のブロガーです。ブログは趣味と実益を兼ねて運営しています。

今井阿見は30年近くゲームを遊んでいるベテランのゲーマー。学生時代にゲーム作りや映像制作を行っていたので、ゲームだけでなく、映画やアニメなどの映像作品、スマートフォンやパソコン、ガジェットなどの分野にも深く関心があります。

このブログ記事を気に入ったら著者(今井阿見)を応援して下さい! 励みになります!

著者Twitterアカウント 著者YouTube