「らくらくメルカリ便」の送料は安いのか? 料金を比較してみた
フリマアプリ「メルカリ」専用の配送サービス「らくらくメルカリ便」。今年4月1日から始まったサービスですが、すでに多くのユーザに利用されています。
「らくらくメルカリ便」は、ヤマトの提供する(ネコポス/宅急便コンパクト/宅急便)をリーズナブルな価格で利用できるサービスです。
宛名書きが不要で、配送状況をいつでも確認でき、さらにA4から160サイズまで幅広くサイズ対応しています。最近では匿名での配送サービスもスタートしました。
便利なサービスですが、メルカリ便の料金は安いのでしょうか? 「らくらくメルカリ便」で支払う発送料金を比較してみました。
「らくらくメルカリ便」支払い料金を比較してみた
「らくらくメルカリ便」はヤマトの配送サービスを利用できるサービスですが、実際はヤマトの宅急便より安く、宅急便との差額をメルカリが負担する形となっています。
「らくらくメルカリ便」配送料が全国一律料金です。なので、遠方に送るほど支払い料金は割安になります。
メルカリ便の宅急便で発送した場合
中~大型サイズの宅急便をメルカリ便で送ると、60サイズで北海道-沖縄間の配送の場合、700円で発送できます。通常の宅急便では2,030円かかります。(参考:ヤマト料金表)
つまり、比較すると最大約6~7割近くも安くなる計算です。安すぎますね。
小~中型(宅急便コンパクト)サイズ比較
小~中型サイズの「宅急便コンパクト」を比較した場合、通常の宅急便コンパクトは北海道-沖縄間の配送の場合、1,134円(税込)で発送できます。別途、専用BOX代65円(税込)がかかります。(参考:ヤマト料金表)
メルカリ便で宅急便コンパクトを利用した場合は全国一律料金 380円(税込)となっており、こちらも安く利用できます。
別途、専用BOX代65円(税込)がかかるのは変わりませんが、通常のヤマトの配送で同県内に送るよりも、北海道-沖縄間でメルカリ便の宅急便コンパクトを利用したほうが安いため値段は比較にならないほど安いことが分かります。
小型サイズ(ネコポス)比較
小型サイズの「ネコポス」を比較した場合、昔は通常のネコポスは1個あたりの上限金額は378円で利用できました。
現在ネコポスを個人で使うには「ヤマト運輸と契約のある個人事業主」になる必要があります。つまり、個人では簡単に利用できなくなりました。
いずれにしても、現在のネコポスの支払い料金は数量や出荷形態など、ヤマト運輸と利用客の契約内容によって利用料金は決まります。
メルカリ便でネコポスを利用した場合は全国一律 料金195円(税込)となっており、通常のヤマトの配送(ネコポス)よりもお得に使えるかどうかは分かりませんが安いことは確かです。
比較にならないほど安くて便利な「メルカリ便」
通常の宅急便との差額をメルカリ側が負担しているだけあって、メルカリ便の配送料金は他の宅配サービスと比較にならないほど安かったです。
らくらくメリカリ便は「送料込み(出品者負担)」の場合のみ利用出来るサービスです。
また、売上金から送料を差し引くかたちとなるため、宅急便コンパクトは売上金額450円以上、宅急便は売上金額1000円以上ないと利用することができません。
らくらくメルカリ便の詳細は「メルカリ」の公式サイトから確認できますので、「メルカリ便」の活用を考えている方は使い方を熟知しておきましょう。