「ぷよまん」(ぷよぷよまんじゅう)が復活していたので買ってみた
2023年8月、実家の広島に帰省した際に広島駅に寄ってみると珍しい物が売っていました。それは「ぷよぷよまんじゅう」。日本ではテトリスの次に知名度のあるパズルゲームの「ぷよぷよ」のキャラクタを模した饅頭の菓子です。
元々「ぷよぷよ」は広島生まれの落ちものパズルゲーム。コンパイルという会社が生み出したゲームですが、コンパイルの経営破綻後、ゲームの権利はセガに渡りました。以来、セガはぷよぷよの続編を定期的にリリースしています。
かつて広島の地では「ぷよまん」という名の饅頭菓子が売られていましたが、コンパイルからセガへの権利譲渡時のゴタゴタなどもあって「ぷよまん」は自然消滅しました。しかし、「ぷよぷよ」の饅頭が2023年に復活しました!
「ぷよぷよ」の饅頭が復活していた!
私が久しぶりにJR広島駅に訪れた際、「ぷよぷよまんじゅう」は上の写真のように土産物売り場に陳列されていました! もみじ饅頭などの有名な菓子と同じように並べて販売されていました!
「ぷよぷよ」の饅頭、「ぷよぷよまんじゅう」が4個入 1001円(税込) で広島の地に復活! どうですか! この堂々たる佇まい! まるで、ぷよぷよが故郷に帰ってきたようです!
あくまでも「ぷよぷよまんじゅう」(ぷよまんではない)
2023年現在、「ぷよぷよ」の権利はセガが所有していますが、「ぷよまん」と「ぷよまん本舗」の商標権は別会社が所有しており、セガはこれらの商標を所有していません。そのためセガは「ぷよまん」の名称を自由に使えません。
なので、商標権の面倒事を避けるため「ぷよぷよ」の銘菓は「ぷよまん」ではなく「ぷよぷよまんじゅう」という名称で21年ぶりに復活しました! ややこしいですね!
「ぷよぷよまんじゅう」を買って食べてみた
私は「ぷよまん」が売られていた頃、広島に住んでいましたが食べたことはありませんでした。無くなる前に一度は食べてみたかった……。「ぷよぷよまんじゅう」の登場は何かの縁だと思って購入してみることにしました。
「ぷよぷよまんじゅう」は平安堂梅坪の公式サイトだと1001円(税込)と書かれていますが、JR広島駅では何故か1000円で買えました! よく分からないけど少し得した気分です!
パッケージ内部はこんな感じです。ぷよを模した饅頭が4つ、1つずつ包装された状態で入っています。饅頭1つあたり133kcal。箱の内部は結構スカスカです。もっとパッケージを小さく出来たのでは……?
「ぷよぷよまんじゅう」通常。
「ぷよぷよまんじゅう」笑顔。
「ぷよぷよまんじゅう」泣き顔。
「ぷよぷよまんじゅう」怒り。
ぷよぷよのゲーム内だと、それぞれぷよの色が違うはずですが、これは饅頭なので色は全部一緒。4つとも表情は違えど、中には等しくあんこが入っており、味は上品な甘さで美味しかったです。もみじ饅頭に近い感じです。
かつて「ぷよまん」を食べ損ねた私は、「ぷよぷよまんじゅう」を食べることで少し満たされた気分になりました。
「ぷよまん」が好きだった人もそうでない人も
私は広島に住んでいながら「ぷよまん」を食べたことがないので「ぷよぷよまんじゅう」との比較はできませんが、味は美味しかったです。ただ饅頭が4つしか入っていないので量が少なく他人へのお土産には向いていません。
私はそこまで「ぷよぷよ」というパズルゲームに思い入れはありませんが、「ぷよぷよ」というゲームが好きな人はキャラクター関連商品として食べてみてはいかがでしょうか。ぷよぷよファン同士の話の種にはなると思います。
広島に住んでいなくて、広島に行く機会がなくても、ネット通販や広島県のアンテナショップを利用することで「ぷよぷよまんじゅう」は購入できるみたいです。本商品が気になる人は買えるうちにチェックしてみましょう。