3DS で偽トロとOBSを使って YouTube Liveで生放送配信する方法まとめ
3DSに偽トロキャプチャーを付けることで、ゲームのプレイ動画や実況動画を作成しYouTubeやニコニコ動画に投稿する人も増えてきました。
「偽トロキャプチャー」(偽トロ)とは通常は映像の外部出力端子が無いために録画できないゲーム機器の画面を録画するための機材です。3DSの場合は本体を分解・改造して取り付けます。
3DSに偽トロを付けゲームのプレイ動画を録画する行為は珍しくなくなってきましたが、3DSで偽トロを使い生放送を行っている人はまだ少ないのが現状です。
今回は、3DS と偽トロを使い YouTubeの生放送である 「YouTube Live」で映像をライブ配信する方法をまとめました。
3DS 偽トロで YouTube Live で配信する方法
3DS と 偽トロの用意
まず、3DS用の偽トロキャプチャを持っていない人は購入しましよう。
3DS+ビデオキャプチャーキット Youtube Twitch ニコニコ 配信用 偽トロ
ニンテンドー3DS用の偽トロキャプチャはAmazonで買えます。
偽トロは単体でも売っていますが、偽トロ単体で購入すると自分で3DSを分解してハンダゴテなどで取り付ける必要があるため、おすすめ出来ません。
電子工作をしたことがない人はおとなしく3DSと偽トロキャプチャがセットになったものを買いましょう。
偽トロキャプチャのセットはそれぞれ、3DS用はこちら、3DS LL用はこちら、New3DS用はこちら、New3DS LL用はこちら から購入できます。
3DS本体の値段と偽トロキャプチャの値段の合計となるので価格は高くなってしまいますが、自分で3DSを分解して取り付ける手間を考えると安いと思います。
偽トロを取り付けた3DSを用意したら、それをパソコンと繋ぎます。
3DSの画面をパソコンで問題なく取得できるか確認して下さい。
3DS用偽トロで動画を撮る方法はこちら、new3DS用偽トロで動画を撮る方法はこちらを参考にして下さい。
3DSで生放送する環境を整える
3DSの画面の映像をパソコンで取得できることを確認したら、次は3DSで生放送を配信する環境を整えます。
3DSで生放送するのに一番おすすめなソフトは「Open Broadcaster Software」(以下OBS)です。
OBSはこちらからダウンロード出来ます。もちろん無料で利用できます。
なぜOBSをおすすめするのか
OBSは動作が軽い
OBSがおすすめな理由としてあげられるのが、まず動作が軽いことです。
Windowsで「Wirecast」などの生放送配信用ソフトを試してみたのですが、どれも動きが重く、利用に不安がありました。
OBSは処理も軽く、軽快に動作します。
OBSで3DS配信の自由度が上がる
OBSを使えば、3DSの上画面、下画面の見せたい部分だけを配信できます。
どういうことなのか「スマッシュブラザーズ for 3DS」を例に説明します。
対戦ゲームの「スマッシュブラザーズ」では戦闘中はだいたいこのような画面になっています。上画面の「戦闘画面」と下画面の「戦闘中の各キャラクタのデータ」ですね。
必要な部分を3つに分けるとこんな感じです。
偽トロキャプチャで取得した映像の中からOBSで必要な部分だけを切り取ります。
OBSで切り取った部分を再配置することで、このような状態で生放送出来ます。
こちらがOBSで必要な部分だけを切り取って配信したYouTube Liveの映像です。この様に3DSの画面の特定の部分だけを利用することもOBSでは可能です。
上画面、下画面の必要な情報を好きな位置に配置して見せられるのでとても便利です!
OBSは実況プレイの生放送配信も簡単
OBSはパソコンにマイクを接続して、マイク入力をオンにするだけで、簡単に実況プレイの生放送を配信できます。
ゲームの音のボリュームと実況音声のボリュームを簡単にコントロールできるので音の調節もすぐ出来ます。
難しい設定必要なしに、ゲームの音と実況プレイの声をミックスして配信できるので実況プレイにおすすめです。
OBSの使い方
OBSの使い方を全部書いていると記事が長くなるので、分かりやすく解説しているリンクをまとめました。
VIPで初心者がゲーム実況するには@ Wiki – Open Broadcaster Software
これらを見れば、OBSでのYouTube Liveでの配信方法が分かるはずです。
3DS と偽トロで YouTube Live 生放送
以上が、3DS で偽トロとOBSを使って YouTube Live で生放送配信する方法のまとめです。
環境さえ一度整えてしまえば、3DSのプレイ動画の生放送配信は難しいものではありません。面白いプレイ動画になるかどうかはプレイヤーの腕次第です。
YouTubeでは YouTube Live で生放送を配信すると、それが動画として自分のYouTubeチャンネルに残ります。
ゲームのプレイ動画を投稿してみたいけど動画を編集するのが面倒くさいという方は、生放送でゲームのプレイ動画を配信を試してみてはいかがでしょうか?