ゲームを発売日に買ったほうが良いかもしれない3つの理由

2021年7月24日エッセイゲーム,考え方

著者: 今井 阿見

あなたはゲームを遊びますか? 近年PS5やNintendo Switchといったゲーム機やゲーミングPCの需要が高まっています。久しぶりにゲームを買ったという人や、初めてゲームを購入したという人も増えているのではないでしょうか。

昨今のゲームは価格が1万円を超える作品もあります。普段からゲームを買っている私のようなゲーマーならともかく、年に1~2本程度しかゲームを買わない人はゲームを発売日に買うことを躊躇してしまうのではないでしょうか。

今回は、普段あまりゲームを買わないためゲームを発売日に買うべきかどうか迷っている人向けに、ゲームを発売日に買ったほうが良いかもしれない3つの理由を解説します。安くなるまで待とうか検討している人は参考にどうぞ。

ゲームを発売日に買う方が良いかもしれない3つの理由

ゲームを発売日に買ったほうが良いかも知れない3つの理由を要約すると、

  1. ゲームが入手困難になるかもしれない
  2. ゲームが遊びたいバージョンではなくなるかも
  3. ゲームが遊べなくなるかもしれない

となります。それぞれの理由を具体的に以下で解説していきます。

理由1:ゲームが入手困難になるかもしれない

ゲームを発売日に買ったほうが良い第1の理由はゲームが発売後「入手困難になるかもしれない」からです。具体的な例で説明しましょう。

「リングフィット アドベンチャー」というフィットネスを題材にしたゲームがあります。同ゲームは2019年の発売日には簡単に買うことができましたが、翌年になって入手が困難になりました。

その理由は発売翌年の2020年、新型コロナウイルスの影響で外出を控えるようになった人が増え「巣ごもり需要」が高まったからです。

多くの人が家にこもりがちになり体を動かす機会が減ったため、家の中で出来るフィットネスに関心が集まりました。

リングフィット アドベンチャー -Switch

その結果、家の中で運動ができるゲームの リングフィット アドベンチャー が販売を大きく伸ばすことになり、同ゲームは世界的な品薄になりました。日本国内でも半年以上入手困難な状況が続き、高値での転売が横行していました。

「リングフィット アドベンチャー」はリングコンというこのゲーム専用の特殊なコントローラーとセット販売されている商品なのでダウンロード販売では遊べません。そのことも品薄に拍車をかけました。

「リングフィット アドベンチャー」は発売当初にはここまでの需要はありませんでした。このようにダウンロードのみでの販売ができず、パッケージ販売が必要なゲームは発売後に需要が高まって入手困難になる可能性があります。

「需要が高まったせいで欲しいのに買えなくなるかも知れない」ことがゲームを発売日に買った方がいいかも知れない第1の理由です。ダウンロード販売では買えないソフトは全てのソフトにこのリスクがあります。

理由2:遊びたいバージョンではなくなる

ゲームを発売日に買ったほうが良い第2の理由はゲームが発売後「内容が変更されてしまう可能性がある」からです。具体的な例で説明しましょう。

JUDGE EYES:死神の遺言 Remastered - PS5

2021年、続編が発売されることが発表された"キムタクが如く"という俗称で有名な「JUDGE EYES:死神の遺言」。私はこのソフトをエンディングまでプレイしましたが素晴らしいゲームでした。

このゲームは有名な芸能人の木村拓哉さんを主人公にした作品として発売当初話題になりました。

発売後の評判も良かったので、順調に売上を伸ばしていくかと思いきや、トラブルに見舞われます。

ゲーム内に登場する共演者のピエール瀧氏が不祥事で逮捕されてしまいました。そのため、発売から約3ヶ月で販売中止となりました。

その後、ピエール瀧氏が演じていたキャラクタのモデルと声を差し替えたバージョンが販売開始されました。ピエール瀧氏が登場する『JUDGE EYES』を遊びたい場合、現在は中古で手に入れる以外の購入方法はありません。

このようにゲームが発売された後になんらかの問題が発生して内容を変更して再発売することはたまにあります。後から発売されたバージョンより初期バージョンの方が魅力的だった場合、発売日に購入するのが正解になります。

「魅力的な初期バージョンを手に入れられなくなるかも知れない」ことがゲームを発売日に買った方がいいかも知れない第2の理由です。

理由3:ゲームが遊べなくなるかもしれない

ゲームを発売日に買ったほうが良い第3の理由はゲームが発売後「入手できなくなり遊べなくなる可能性がある」からです。具体的な例で説明しましょう。

2019年に台湾の赤燭遊戲が発売した「還願 Devotion」というホラーゲームがあります。発売後に中国の習近平国家主席を揶揄したと受け取られる表現が作中で見つかってしまったため、販売が停止されました。

ゲームメディア大手のIGN Japanでも非常に高い評価を受けていた作品だったので、買って遊んでみようかなと思っていたゲーマーも多い作品でした。しかし、しばらくの間ゲームを購入することが出来ない状態が続きました。

「還願 Devotion」は発売日から1年以上の時間が経って、ようやく購入できるようになりました。このように政治的な圧力や規制などによって発売後にゲームがストアから消え遊べなくなることがあります。

「ゲームが販売禁止(停止)になるかも知れない」ことがゲームを発売日に買った方がいいかも知れない第3の理由です。

欲しいゲームは買える時に買ってしまおう

以上が、ゲームを発売日に買ったほうが良いかもしれない3つの理由です。欲しいゲームがあるけど発売日にゲームを買うのが不安な方は、信頼できるゲームメディアのレビューを見て購入を検討してみましょう。

クソゲーを掴みたくないという理由で発売日からしばらく経って評価が定まった頃にゲームを買うのもいいですが、あんまり買うのが遅いとストーリーのネタバレをくらってゲームの本来の面白さを損なってしまう可能性があります。

お金と時間に余裕があり、やってみたいと思えるゲームがあるなら発売日に買うのがおすすめです。そうではなく、ただ単に暇つぶしに遊べるゲームが欲しい人は様々なゲームがプレイ可能なXbox Game Passが最適だと思います。

Xbox Game Pass for PC 3 ヶ月(Windows 10 PC)|オンラインコード版

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今井阿見

当ブログ『PLUS1WORLD』の記事執筆、編集、校正、プログラミング(一部)、管理を行っているのは今井阿見(いまいあみ)という個人のブロガーです。ブログは趣味と実益を兼ねて運営しています。

今井阿見は30年近くゲームを遊んでいるベテランのゲーマー。学生時代にゲーム作りや映像制作を行っていたので、ゲームだけでなく、映画やアニメなどの映像作品、スマートフォンやパソコン、ガジェットなどの分野にも深く関心があります。

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