Google+ インスタントアップロードを無効にする方法【iPhone,iPad】
先日、Googleのアカウントを削除されてしまった方の記事が話題になっていました。
tappli blog: Googleアカウントを消されてしまった話
Google+ のインスタントアップロード機能を有効にしており、自動でアップロードされてしまった写真が、Google に児童ポルノ扱いされてしまい垢BAN(アカウント削除)されてしまったみたいですね。
これと似たようなケースは今までに何度か目にしています。Googleのアカウントは写真によるアカウント凍結が以前からあり、Picasaの写真がGoogle+に統合されてからも理不尽なアカウント停止は続いています。
写真 自動アップロードの恐怖
Google+のアプリには写真を自動でアップロードするインスタントアップロード機能があるのですが、設定したことを忘れているとアップロードするつもりのなかった写真までアップロードすることになってしまいます。
Googleが自動で行なっているのポルノ画像認識の精度がどの程度のものなのか分かりませんが、顔認識の精度がたいしたものではない(漢字ですら顔認識される)ので、それと同じぐらいかもしれません。
例えばですが、インスタントアップロードの機能をオンにした状態で、大相撲を観に行き、写真撮影していたら自動でアップロードされてポルノ画像と判断されて垢BANされちゃったよ! というケースも生まれてくるかもしれません。(まだ実例がないのでなんとも言えませんが)
ぶっちゃけ、何がアウトになるかは分かりません。すべてはGoogleの画像診断の精度しだいです。
Googleの垢BANは事前通知がない場合が多いため、アカウントを削除されたくない場合は自前に対策を講じておく必要があります。Googleのアカウントを削除されると困る方はインスタントアップロードの機能を無効(オフ)にしておきましょう。
今回は、Google+のiPhone、iPadアプリでのインスタントアップロードの無効(オフ)にする方法について解説します。
Androidでのインスタントアップロード無効化の方法についてはこちら をご覧下さい。
Google+ iOSアプリでインスタントアップロードを無効にする
最新のGoogle+アプリをインストールしておいてください。iPhone、iPad アプリともに設定方法は同じです。今回画面はiPhone のものを使って説明します。
Google+ ホーム画面にて左上のメニューを開きます。
アイコン写真の右に表示されている歯車のマークから設定の画面に移動します。
「カメラと写真」を選択。
「自動バックアップ」を選択。
「自動バックアップ」をオフにします。
これでインスタントアップロードの無効化は完了です。
常にアカウント停止のリスクを考える
Google+のインスタントアップロード機能を切っておけば、自動でGoogleのアルバムに写真がアップロードされることはありません。安心して写真が撮影出来ますね。
ただ、Googleのサービスすべてにおいて写真の扱いは気をつける必要があります。デスクトップでPicasaを使っている方は、同期などによってアップロードされる写真に問題がないか確認しておきましょう。
また、Google ドライブに不適切な写真をアップロードしGoogleアカウント削除されたユーザもいますので、Googleのどのサービスを使う場合も自分以外には非公開だからといって問題のありそうな写真をアップロードすることはやめておきましょう。
Google は見ておられます。
「孫の水浴び」写真が「児童ポルノ」扱い イギリスでの逮捕例に日本で不安の声 : J-CASTニュース
海外ではこういう話もありますし、Google以外の海外のサービスを使う際も気を付けたほうが良さそうです。