Wii U 生産終了は本当か? 欲しい人は今のうち購入するのが良さそう
Wii U が生産終了するというニュースが舞い込んできたので、ソースを確認したら日経新聞でした。
任天堂、主力機「Wii U」生産終了 年内にも :日本経済新聞
なんだ、いつもの日経の飛ばし記事かと思って安堵しました。
しかし、Wii U の状況を改めて確認してみるとWii U が生産終了という話は否定しきれないようにみえました。
Wii U 生産終了は本当か?【追記あり】
日経新聞の記事にはWii Uの販売が振るわなかった為、生産終了するとありました。
Wii U は売れてないという話をよく聞きますが、本当に売れていないなら商品は余ってるはず、と思い確認してみたところ、Wii Uは逆に品切れを起こしているような状態でした。
Amazonでは在庫も少なく、値上がりしています。ヨドバシ.comでは Wii U 本体は軒並み販売休止中でした。
Wii U のスーパーマリオメーカーセットは、任天堂公式ホームページでは、希望小売価格33,000円(税別)とありますが……、
Amazonでは43,000円。なんと1万円近く値上がりしています!
Wii U スプラトゥーン セットはAmazonで50,000円で取引されていました。値上がりしすぎです! とても、子供の買える値段ではありません。
Wii U の在庫がない原因は?
日経の記事からは、いまいちWii U が品切れを起こしている原因が分からなかったので他を調べたところ、Wii U 品切れの原因と思われる記事を見つけました。
Wii U に使われる部品を作っている工場の閉鎖の話です。
鶴岡工場はルネサスのシステムLSIの主力製造拠点で、旧NEC系。ルネサスは台湾の半導体製造大手TSMCと売却交渉を進めたがまとまらず、2~3年以内に閉鎖することを決めた。
なぜ、鶴岡工場の閉鎖が任天堂の痛手になるのか。それはWii Uの“命の石”ともいえる半導体を製造しているからだ。
Wii U の半導体を作っているルネサス鶴岡工場が2~3年で閉鎖。この記事が2013年8月20日のものなので、ちょうど2~3年経っています。
2013年8月には2016年3月末までに閉鎖される見込みだったルネサス鶴岡工場。
工場のその後の状況を確認してみたところ、ソニーに買収されたり、TDKに譲渡されたりと不安定ではありますが、まだ存続しているようです。
ソニー、Wii U向けチップ生産のルネサス鶴岡工場を75億円で買収 | インサイド
薄膜製品需要増でTDKが打診:ルネサス、鶴岡工場をTDKに譲渡へ – EE Times Japan
ルネサス鶴岡工場は存続はしていますが、Wii U の半導体に関しての情報が見当たらなかったので、生産しているのかどうかは不明です。
Wii U の在庫は残りわずか
任天堂はウェブメディアの取材に対してWii Uの生産終了は当社の発表ではないとしています。
任天堂、「Wii U」生産終了の報道を否定 「来期も販売を継続」 – ITmedia ニュース
しかし、Wii Uの生産に関しては次世代機(ニンテンドースイッチ)のこともあるため、減産体制に入る可能性もあり不安が残ります。
今後、任天堂から正式な生産終了が発表されるかもしれないので、Wii U が欲しい人は今のうちに買っておいたほうが良いかもしれません。
追記:
任天堂公式サイトでWii Uの生産終了が発表(2017年1月31日)されました。
Wii Uは、日本国内での生産をすべて終了いたしました。|Nintendo
Wii Uが欲しい人は在庫が無くなる前に買いましょう!