スマホの通知で地震やJアラートを知らせる「防災速報」を入れよう!
今月18日に発生した大阪北部を中心としたマグニチュード6.1の地震は、5人の死者が出る大きな災害でした。このような大きな地震の後には余震が起きますので、気象庁は当面の間は余震に注意するよう呼びかけています。
今回の地震はいわゆる「直下型」であったため、震源に近い地域では緊急地震速報の通知が間に合いませんでした。大規模な災害では早期の状況把握・避難が生死を分けます。
日本に住んでいる限り、地震や台風は避けられません。災害が起こった際にいち早く情報を得て対応できるかどうかが被害を避ける上で重要になります。そこで今回は、Yahoo!が提供する「防災速報」アプリを紹介します。
災害情報をスマホの通知で知らせる「防災速報」
Yahoo! JAPANが提供するアプリ「防災速報」はiPhone向けアプリ、Android向けアプリの両方が用意されています。
どちらのアプリも内容はほぼ同等のもので、どちらも無料で使用できます。ご利用中のスマートフォンにアプリをダウンロードし、インストールすればすぐに利用できます。
緊急時はスマホで通知!
この「防災速報」アプリをインストールし、通知を有効にしていると、緊急時に各種の『警報・情報』がプッシュ通知されます。
具体的には、以下の情報が必要なときに通知されます。
- 地震情報(緊急地震速報を含む)
- 国民保護情報(Jアラート:全国瞬時警報システム)
- 豪雨予報(雨雲レーダー)
- 津波予報
- 気象警報
- 避難情報
- 土砂災害情報
- 河川洪水情報
- 熱中症情報
- 火山情報
- 防犯情報
どれも知っておいて損のない重要な情報ばかりです。これらの情報は気象庁、環境省などが発表する情報をもとに、ヤフーが無料でまとめて速報しています。
アプリに位置情報の利用を許可すれば、スマホのGPS情報を元に現在地の防災情報が届きます。自宅や勤務先を登録すれば、登録した現地の防災速報をプッシュ通知でお知らせしてくれます。
災害の情報をお知らせするだけでなく、現在地や登録地域周辺の避難場所をマップを見ながら確認できるので、実際に災害に遭遇した際にも便利です。
基本的には現在地や登録地域周辺の防災速報を知らせてくれるアプリですが、大規模な災害があった時は、地域に限らず全国に災害の情報をお知らせしてくれます。
テレビや新聞などのメディアに触れていない人でも、全国ニュースになるような大規模な災害があった際は、その情報を知ることができるので便利なアプリです。
災害時には正しい情報を早く取得することが大事
テレビを持っていない人は緊急地震速報や災害情報を知るためにスマホなどの端末を活用するしかありません。
Yahoo!が提供する「防災速報」は、まさにそういった人にうってつけなアプリです。災害だけでなくJアラートが鳴るような有事の際にも役に立ちます。
災害の情報はSNSでも知ることが出来ます。しかし、SNSは災害時にデマも流れます。実際に今回の大阪の地震の際もデマやフェイクニュースがありました。
災害時に正しい情報をいち早く取得したいなら、防災情報に特化した信頼できるアプリをスマホに1つは入れておくべきです。