面白過ぎる! もしも地球が『立方体』だったら?

2014年7月25日YouTube 面白動画紹介SF,ネタ,動画,科学

著者: 今井 阿見

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完全な球ではありませんが、地球は丸い形をしています。今となっては、地球は丸いということは常識です。

その常識を一回捨て、「もしも地球が『立方体』だったら?」という案を元に、専門家の学術的な議論を参考にしながら制作された映像があります。それが「Cubic Earth もしも地球が立方体だったら」という映像です。

地球が立方体になると、今の地球と比べてどれほど環境が変わってしまうのか? 果たして人類は生存できるのか? そういったことが分かる動画なので、宇宙や科学を考える上で面白いシミュレーションになっています。

もしも地球が『立方体』だったら?

映像の製作は、公益財団法人 日本科学協会 によるものです。

動画は前編(15分)、後編(17分46秒)に分かれいて、YouTubeで公開されています。

前編 四角い地球との遭遇

立方体地球……。まず、見た目がすごいですね……。

形が変わるだけでも、地球の環境が激変してしまうことが、前編の動画から分かります。

地球が丸くても四角くても、重力の方向が同じ(中心へ向かう)なので、立つ位置によって足元が急斜面となってしまうことが分かります。立方体地球では面と面の間のふちの部分が傾斜角45度ですか……。これが何千キロにもわたって続くわけですから、一回こけてしまったら死ぬまで転がり続けそうです。

地形が球状ではない影響で、場所によって気圧が大幅に変化してしまうところも驚きですね。空気のあるところと無いところの差が激しすぎます……。面の中心の方では 365気圧、摂氏 500 度以上……。住める気がしません……。

前編だけでも、いろいろとお腹いっぱいになりそうな感じですが、後編の映像は、立方体地球の海の話へと続きます。

後編 四角い地球の海

立方体地球では、地球上の水分が一箇所にレンズ状に集まって海を形成しているようです。

丸い地球の上の大気や海は、地球全体を覆いますが、立方体地球の大気や海は、立方体全体を覆うことはないようです。立方体6面の中心にそれぞれ集まっています。

立方体地球では場所によっては気圧が丸い地球より高いところがあるため、そういったエリアでは空気中で浮力を得られやすく、空を飛ぶ生き物が進化しやすいようです。

海の中心の3万気圧の深海では、水は摂氏100度の高温の氷になるそうです。すさまじい環境ですね、想像もできません……。

いずれにしても、立方体地球は過酷な環境です。

これらの動画を見終わった後は、地球が丸くて良かったなぁと感じることになるでしょう。

公式サイト情報

「Cubic Earth もしも地球が立方体だったら」は、基礎科学全般について、一般の方々に興味を持って学習していただくことを目的に制作された映像です。

現実にはありえないと分かっていても、立方体の地球はなかなか興味を惹かれる存在です。

Cubic Earth もしも地球が立方体だったら解説サイト|科学の普及|公益財団法人日本科学協会

公式ホームページでは、動画に対しての細かい解説があるので、動画を楽しめた方はあわせて確認するともっと立方体地球の世界を楽しめると思います。

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当ブログ『PLUS1WORLD』の記事執筆、編集、校正、プログラミング(一部)、管理を行っているのは今井阿見(いまいあみ)という個人のブロガーです。ブログは趣味と実益を兼ねて運営しています。

今井阿見は30年近くゲームを遊んでいるベテランのゲーマー。学生時代にゲーム作りや映像制作を行っていたので、ゲームだけでなく、映画やアニメなどの映像作品、スマートフォンやパソコン、ガジェットなどの分野にも深く関心があります。

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