SteamでXbox ワイヤレス コントローラーを使いゲームを遊ぶ方法
あなたはPCゲームをSteamで遊んでいますか? Steamには様々なゲームがあり、定期的にストアでお得なセールが行われるので、パソコンでゲームを遊ぶゲーマーであればSteamを一度は利用したことがあるでしょう。
パソコンでは様々なゲーム用コントローラーを使用できますが、実はXbox ワイヤレス コントローラーをSteamのゲームで使用出来ます。実際に私はWindows 10上のSteamでXboxのコントローラーを使用しています。
今回はXbox ワイヤレス コントローラーでSteamのゲームを遊ぶ方法を解説します。環境はWindows 10を想定しています。Xbox Series (X|S)などを持て余していて、Steamのゲームを遊ぶことが増えた人は参考にどうぞ。
SteamでXboxのコントローラーを使う方法
Xbox ワイヤレス コントローラーをパソコンに繋ぐ
Xbox ワイヤレス コントローラーと繋ぐパソコンは現時点でSteam利用者が一番多いであろうWindows10を想定して以下で解説しています。
まずはパソコンにXboxのコントローラーを認識させましょう。有線で接続する方法と無線で接続する方法があります。
有線でコントローラーをパソコンと繋ぐ
パソコンでXbox ワイヤレス コントローラーを有線で使う方法は簡単です。Xbox本体購入時に付属しているUSBケーブル(USB-C ケーブル)を使ってXbox ワイヤレス コントローラーとパソコンを繋ぐだけです。
Windows側でコントローラーを認識できない時は、コントローラーのXboxボタンを押すか、ケーブルを外して再び接続してください。
無線でコントローラーをパソコンと繋ぐ
パソコンでXbox ワイヤレス コントローラーを無線で使う場合は有線より手間がかかります。まず、Xbox ワイヤレス コントローラーと接続するパソコンがBluetoothでの接続に対応している必要があります。
ノートパソコンではBluetooth機能が標準で付いてることが多いですが、デスクトップパソコンでは標準で付いてない確率が高いです。Bluetooth機能がパソコンについていない場合はBluetoothアダプタを装着させてみましょう。
エレコム Bluetooth USBアダプタ LBT-UAN05C2
ちなみにBluetoothアダプタではなく、無線LANカードを使用してパソコンをBluetoothに対応させる方法もあります。この方法はパソコンの内部をいじるため時間や手間がかかります。
私は最初Bluetoothアダプタで無線コントローラーを使用していましたが、切断や遅延が酷かったので、デスクトップパソコンに無線LANカードを挿入してBluetoothが使えるように対応しました。
Bluetooth接続は自身の環境に合わせてお好きな方法を選択してください。
Bluetoothが利用可能なパソコンが用意できたら次はXboxのコントローラーの「ペアリング ボタン」を長押しします。
Xbox ワイヤレス コントローラーでペアリングモードが利用できることが確認できたら、次はWindows側でペアリングを行う設定を始めます。
Windowsパソコンの左下に表示されているスタートメニューから設定を開きます。(キーボードで「Windows」キー+「I」キー同時押しでも開きます)
「デバイス」を選択します。
左メニューで「Bluetoothとその他デバイス」が選択されている状態で「Bluetooth またはその他のデバイスを追加する」を選択します。
デバイスを追加するウィンドウが表示されたら「Bluetooth」を選択します。
Xbox ワイヤレス コントローラーの「ペアリングボタン」を長押ししてペアリングモードにします。すると「Xbox Wireless Controller」が表示されるので選択します。
デバイスの準備が整いましたと表示されればパソコンとXboxのコントローラー(Xbox ワイヤレス コントローラー)のペアリングが完了しています。
以後はBluetoothで接続できる機器として「Xbox Wireless Controller」(Xbox ワイヤレス コントローラー)がデバイスの画面で表示されます。
パソコン側でBluetoothをオフにするか、パソコンの電源を落とすとペアリングによる接続は解除されます。PC再起動時に再びコントローラーを使いたいときは「Xboxボタン」をコントローラーが光るまで長押しして下さい。
コントローラーとパソコンの間の無線を切る場合
Xboxのコントローラーを再びXboxで使用したい場合はパソコンのデバイスの画面から「Xbox Wireless Controller」を選択して「デバイスの削除」をしてください。
その後、Xboxを起動してください。Xboxが起動したらXbox本体の前面にあるペアリングボタンを押してください。Xbox Series (X/S)どちらもペアリングボタンは本体前面のUSB ポートの近くにあります。
本体のペアリングボタンを押してから、20秒以内にXboxのコントローラーのペアリングボタンを長押しします。XboxのコントローラーでXboxが操作できるようになればペアリングは完了しています。
SteamでXboxコントローラーを使えるようにする
パソコンとXboxコントローラーを接続した後はSteamでXboxのコントローラーを使えるようにするだけです。
SteamでXboxコントローラーを使えるようにするには、まずSteamを起動して上部メニューから「表示」→「Big Picture モード」を選びます。
ちなみに「Big Picture モード」はこのアイコンからも切り替えられます。
「Big Picture モード」に切り替えるとこのような感じの画面が表示されます。
右上にある地球のようなアイコンを押して「設定」を開きます。
設定画面で「コントローラ」を選択します。
「Xbox コントローラーのSteam入力を有効にする」のスライダーをオンにします。これでXboxのコントローラーがSteamで使用可能になります。
「Big Picture モード」を終了するには「Big Picture モード」開始時の画面まで戻り「戻る」ボタンを押します。
左にメニューが出てきます。メニューの項目の中から「電源」を選択します。
次に出てきた項目の中から「Big Picture モードを終了」を選択すれば「Big Picture モード」が終了します。
SteamでXboxのコントローラーを活用する
以上が、Xbox ワイヤレス コントローラーでSteamのゲームを遊ぶ方法の解説です。環境はWindows 10を想定して記事を書いています。XboxとWindowsはどちらもMicrosoftの製品なので相性は抜群です。
ゲームを遊ぶに際し、快適な操作を行うには使い慣れているコントローラーが一番です。日頃Xboxでゲームを遊び、Steamのゲームもプレイする人は使用するコントローラーをXboxのコントローラーに統一してはいかがでしょうか。
Xboxのコントローラー以外にも、Nintendo SwitchのProコンをSteamで使う方法、SteamでPS4のコントローラーを使う方法、SteamでPS5のコントローラー(DualSense)を使う方法も記事にしているので参考にしてください。