Google が Google+ を自画自賛する前にやるべきこと

2012年12月6日AdSense広告非表示Facebook,Google,Google+,これはひどい,広告,検索

著者: 今井 阿見

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先日、Googleのホロウィッツ氏がFacebookを「金儲け優先」であると非難していました。

「金儲け優先」:グーグル幹部がフェイスブックを非難 « WIRED.jp

Google+には広告がなくFacebookは広告だらけ。Googleはユーザ体験を重視しているという姿勢をアピールしています。

Google は本当にユーザを大切にしているか?

先日、Bloggerブロガーの ichi taso さんがGoogleのアカウントを何の前触れも予告もなく凍結されました。Google+もBloggerも利用できなくなり、Picasaのアルバムも消失してしまいました。

Google+では未だに垢バン(アカウント停止)が行われています。Google+に熱心なアクティブユーザも容赦なしに消されます。アカウント停止の際に、停止の理由を告げられない場合も少なくなりません。ただでさえ少ない日本のGoogle+のアクティブユーザをこれ以上減らしてほしくないところです。

アカウント停止後の問い合わせの対応も杜撰そのものです。問い合わせを行なってもレスポンスが返ってこないことが多く、多くのユーザが蔑ろにされています。

仕事でGoogleアカウントを使用している人には、これはたまらないでしょう。これはひどい対応だと言われても仕方ありません。

別アカウントを新たに作りGoogle+へ復帰するのも容易ではありません。Google+にはサークルの情報をエクスポートする方法はありますが、インポートする方法がありません。なので、以前誰をサークルに入れていたか覚えていないとサークルの情報を再現することができません。

こういったリスクがあるので、気軽に友人にGoogle+を勧められずにいます。

 広告だけがユーザ体験ではない

Googleの幹部がFacebookはユーザ体験を軽んじていると口にしているようですが、私から見ればどっちもどっちです。ポジショントークかつ自画自賛でしかありません。

最近のGoogle+は、通知でコメントが表示されないバグや投稿が読み込まれないバグ、iOSでのコメントが表示されないバグをかかえ、ユーザの不満を作り出しています。以前から言われているピックアップ(注目の投稿)の偏りもそのままです。

Googleにとって顧客はユーザでなく広告主なのかも知れません。しかし、Google+をFacebook以上のサービスにしたいのなら、広告以外の部分でもユーザ体験を向上させる努力をして欲しいところです。

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今井阿見

当ブログ『PLUS1WORLD』の記事執筆、編集、校正、プログラミング(一部)、管理を行っているのは今井阿見(いまいあみ)という個人のブロガーです。ブログは趣味と実益を兼ねて運営しています。

今井阿見は30年近くゲームを遊んでいるベテランのゲーマー。学生時代にゲーム作りや映像制作を行っていたので、ゲームだけでなく、映画やアニメなどの映像作品、スマートフォンやパソコン、ガジェットなどの分野にも深く関心があります。

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