妄想が膨らむ…! 軍艦島(端島)を3Dモデルで再現した動画が凄い!

2015年6月7日YouTube 面白動画紹介CG,動画,技術,歴史

著者: 今井 阿見

hashima-3d-0003

皆さんは「端島」を知っていますか?

長崎県の端島(はしま)は、通称「軍艦島」と呼ばれ、かつて炭鉱で栄えた島です。

今では廃墟となっていますが、軍艦に似たその形や異様に密集した鉄筋コンクリートの集合住宅が印象的で、よく映画やドラマ、漫画などで舞台として登場します。

最近では、映画 007 スカイフォールのデッドシティのモデルにもなりました。

その軍艦島が長崎大学の軍艦島プロジェクトによって、測量され3DCG化されました。

軍艦島(端島) 3Dモデルで再現

「軍艦島3DCG(立体映像)」は同センターがこれまで培ってきた計測技術を応用したもので、無人飛行機を使った空撮を含む約2万8千枚の写真と、約145箇所でのレーザー計測を組み合わせる事で完成させました。

軍艦島プロジェクト | インフラ長寿命化センター(長崎大学)

無人飛行機を使って撮影された空撮写真約2万8000枚と145箇所のレーザー計測を組み合わせて完成させた「軍艦島」の3DCG映像です。端島の外観を丸ごと三次元データ化しています。

この技術を応用することで「大規模な歴史的構造物の劣化過程を正確に記録する」ことが可能になるそうです。すごいですね。

映像はCGとは思えないほど見応えがあります。観光で撮った映像だと言われたら気づかないかもしれません。

3DCG のメイキング映像もYouTubeで公開されています。空撮にはドローンも活用していることが分かります。

軍艦島は今、世界遺産登録に向けて動いており、今年の夏には決定する見通しとなっていて関心が集まっています。

軍艦島の生活<1952/1970>:住宅学者西山夘三の端島住宅調査レポート

この記事を書いた人

著者(今井阿見)画像

今井阿見

当ブログ『PLUS1WORLD』の記事執筆、編集、校正、プログラミング(一部)、管理を行っているのは今井阿見(いまいあみ)という個人のブロガーです。ブログは趣味と実益を兼ねて運営しています。

今井阿見は30年近くゲームを遊んでいるベテランのゲーマー。学生時代にゲーム作りや映像制作を行っていたので、ゲームだけでなく、映画やアニメなどの映像作品、スマートフォンやパソコン、ガジェットなどの分野にも深く関心があります。

このブログ記事を気に入ったら著者(今井阿見)を応援して下さい! 励みになります!

著者Twitterアカウント 著者YouTube