芸能人も被害に! Instagram乗っ取り対策と乗っ取られた時の対処方法
有名な芸能人である「志村けん」さんのInstagramアカウントが、今月19日に第三者から不正ログインされたと所属事務所が発表しました。
過去にタレントの渡辺直美さんもInstagramの乗っ取り被害にあっており、投稿した写真を全て消されるという被害にあっています。
Instagramの乗っ取りは芸能人だけに限らず、一般のユーザーでも起こりますので他人事ではありません。乗っ取られる前にきちんと対策を取りましょう。
今回は、誰でも今すぐ実行できるInstagram(インスタグラム)乗っ取りの対策と乗っ取られた時の対処方法をまとめてみました。
Instagram 乗っ取り対策のまとめ
パスワードを使い回さない
Instagramに限らず、乗っ取りの被害の原因となりやすいのが「パスワードの使い回し」です。
複数のWebサービスで同じメールアドレスやアカウント名、パスワードを使っていると、どれかのアカウントが乗っ取られてしまったら、芋づる式にInstagramアカウントも乗っ取られてしまう可能性があります。
最近では米ヤフーが10億人分の個人情報流出しており、大企業のサービスであっても自分のアカウント情報が漏れることはあります。
Webサービスやアプリで同じメールアドレスやアカウント名を使用しているなら、パスワードは必ずそれぞれ異なるものを設定しましょう。
パスワードを強固にする
せっかくInstagramで個別のパスワードを設定しても、そのパスワードが破られやすいパスワードだと意味がありません。
不正ログインを防ぐには、強固な破られにくいパスワードを設定することが重要です。
破られにくいパスワードにするには、
- パスワードをランダムな英数字にする
- 短いパスワードを使わない
- 自分の名前、生年月日、アカウント名、所属しているグループなどの情報をパスワードに使わない
などのルールを守る必要があります。
自分でパスワードを考えるのが面倒だという人はパスワード生成サービスを使うのがおすすめです。
強固なパスワードをInstagramに設定しましょう。
2段階認証を有効にする
2段階認証を使用するには電話番号が必要ですが、2段階認証を設定しておけば、Instagramアカウントのパスワードが漏れてしまっても、不正ログインを防ぐことが出来ます。
InstagramのiPhoneアプリ、Androidアプリ、どちらも二段階認証の設定方法は同じなのでiPhoneアプリの画面で二段階認証の設定方法を解説します。
アプリからの2段階認証の設定方法
Instagramアプリで画面右下のアイコンから自分のプロフィールの画面を表示させます。
自分のプロフィールの画面にある右上の三本線メニューを押し、出てきた項目の中から「設定」を選択します。
設定から「セキュリティ」→「二段階認証」の順に進みますます。
「セキュリティコードをオンにする」(2段階認証)を有効(オン)にします。
後は画面の指示通り設定すれば、2段階認証はオンになります。
Instagramが乗っ取られた時の対処方法
Instagramの乗っ取り対策をやる前に、Instagramが乗っ取られてしまった場合はアカウントを取り戻す必要があります。
Instagramアカウントが不正ログインされたと思われる場合、取るべき行動は2つです。
- まだログインできる状態であれば、アカウントの安全を確保します
- ログインできなくなっている場合は、アプリからサポートを利用します
Instagramアカウントの状況に合わせて対処を行って下さい。
Instagramの乗っ取りをあらかじめ防ぐ
以上が、Instagramアカウント乗っ取りの対策、乗っ取られた時の対処方法の簡単なまとめです。
自分が投稿した覚えのない写真が自分のプロフィールにある時は、真っ先にアカウントへの不正アクセスを疑いましょう。
また、友だちのアカウントがおかしい時は、「乗っ取られてない?」と心配してあげることで不正アクセスの被害を最小限にすることが出来るかもしれません。
身近でInstagramの乗っ取りが流行っているようなら、あらかじめInstagramの乗っ取り対策をしてセキュリティのレベルを上げておきましょう。