iPhone 6s/Plus と iPhone 6/Plus の違いを比較して分かった注意点
今日未明 Appleが 新しいiPhoneである「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」を発表しました。
予約注文は9月12日午後4時01分より開始予定で、発売日は25日となっています。日本国内では中国人観光客による爆買いも予想されるので購入したい方は早めに予約しましょう。
「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」はCPU性能およびカメラ性能が大幅にアップしています。今回はiPhone 6s/Plus と iPhone 6/Plus の違いを比較してみます。後半には比較して分かった注意点も書いています。
iPhone 6s/Plus と iPhone 6/Plus の違い
iPhone 6s/Plus で新たに搭載された機能
https://www.youtube.com/watch?v=qfgCU-Ow91U
iPhone 6s/Plus には『3D Touch』という感圧タッチ機能が追加されています。
画面を押した際のタッチ圧を測定する次世代のマルチタッチ機能です。
ホーム画面からアプリのアイコンを押す際の圧力を検知して、簡易的なショートカットを実現しています。
「3D Touch」はアプリ内でも使用でき、少ないタッチ動作で多くのことが実現できるようになります。
3D Touch は新しいハードウェアによって実現された機能なので、古いiPhoneでは使用できないようです。
Live Photos(ライブフォト)機能
「Live Photos」(ライブフォト)機能も iPhone 6s/Plus から追加される新たな機能です。
「Live Photos」は先程の「3D Touch」を活用した機能です。「Live Photos」は写真を撮った前後の瞬間を動きとサウンドと一緒に記録しています。つまり、あなたの撮った写真が動き出します。
Live Photosの写真を見るには、見たい写真をプレスするだけです。
Live Photos は写真をロック画面の壁紙に設定することが出来、ほかのApple製デバイスで見ることもできます。
iPhone 6s/Plus で強化された機能
まず、iPhone 6s/Plus では A9チップ が採用されており、CPUのスペックがアップしています。
背面カメラ(iSightカメラ)も8メガピクセル(800万画素)から12メガピクセル(1200万画素)に変わりカメラ性能が大幅アップ!
4Kビデオの撮影(3,840 x 2,160、30fps)も出来るようになりました。HDビデオの4倍の解像度です。
そして前面カメラ(FaceTimeカメラ)も1.2メガピクセル(120万画素)から5メガピクセル(500万画素)に性能がアップしています。
自撮り(セルフィー)向けの「Retina Flash」機能も追加され、Retina HDディスプレイがフラッシュとしても機能するようになりました。
その他の細かい違い
「iPhone 6/Plus」では2色だった本体カラーバリエーションが、「iPhone 6s/Plus」ではゴールド、シルバー、スペースグレイ、ローズゴールドの4色に増えています。
本体ディスプレイの解像度は「iPhone 6」と「iPhone 6s」が1,334 x 750ピクセル、「iPhone 6 Plus」と「iPhone 6s Plus」が1,920 x 1,080ピクセルでそれぞれ解像度は変わりません。
大きさと重量
「iPhone 6s/Plus」の大きさは前機種と比べて少し大きくなっているようです。また、どちらも重量が10g以上増え、重くなっています。
「iPhone 6s/Plus」比較して分かった注意点
「iPhone 6s/Plus」と「iPhone 6/Plus」とを比較して分かったことはカメラ性能が大幅にアップしているということです。
このことが何に影響するかというと、保存する写真の解像度が増えたので、写真がストレージを圧迫しやすくなったということです。4Kの映像も取れるようになったので動画撮影も同様にストレージを圧迫します。
「Live Photos」によって、写真前後の状況やサウンドも保存されますので、これもまたストレージを圧迫します。
「iPhone 6s/Plus」は16GBの容量が選べるようですが、これまでとおなじ感覚で使用しているとあっという間に容量が不足しそうです。
写真をよく撮るなら「iPhone 6s/Plus」の16GBは避けたほうが無難ですね。