米国人種差別の理解を深める Netflixの「Black Lives Matter」リスト

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近頃日本国内のテレビ番組でも取り扱われるようになったアメリカの「Black Lives Matter(ブラック・ライブズ・マター)」運動。日本でも同運動に呼応したデモが都心で行われるなど関心が高まっています。

とは言うものの米国での有色人種に対する差別問題は日本で暮らす日本人にとっては実感が湧きにくいのが現状です。人種差別が起こっていることは知っているけど内情についてはよく知らないという人が殆どではないでしょうか。

そんな中で、2020年6月10日、米国企業のNetflixは黒人の差別問題の背景や本質の理解を深めることが出来る映画やドラマ、ドキュメンタリーをまとめた「Black Lives Matter」プレイリストを公開しました。

Netflixの「Black Lives Matter」リスト

Netflixの「Black Lives Matter」リストは。アメリカの人種的不平等と黒人の受けてきた不条理の歴史をシェアするために慎重に選ばれた作品がまとめられたプレイリスト(ジャンル)です。

リストでキュレーションされているコンテンツはNetflixオリジナルの作品が多めですが、アカデミー作品賞を受賞した『ムーンライト』などの評価の高い作品も含まれています。

プレイリストで紹介されている作品はパソコンのブラウザで見た時に自分へのおすすめ順や公開年順に並び替えることが出来ます。自分の見たい作品を探したい時に並び替えを活用してみてください。

Netflixに入っていなくても見れる作品

13TH | FULL FEATURE | Netflix – YouTube

Netflixの「Black Lives Matter」リストに含まれている『13th -憲法修正第13条-』という作品はYouTubeで本編が無料で公開されており、Netflixに加入していなくても作品を見ることが出来ます。素晴らしいですね!

この作品を見ればアメリカ政府と企業が政治的&経済的理由で黒人及び有色人種を食い物にしてきた歴史がよく分かるようになっています。法と秩序という正義を建前に黒人が抑圧されてきた話は人種差別の根深さを感じさせます。

Amazonでレンタルできる作品

マーシャル 法廷を変えた男 (字幕版)

「Black Lives Matter」リストに含まれている作品の中でマーシャル 法廷を変えた男デトロイトムーンライト などの作品はAmazonのプライムビデオで配信されています。Netflixに入ってなくてもレンタルすれば視聴出来ます。

これらの作品以外にもAmazonプライムビデオには奴隷制度や黒人差別、人種間の不平等を描いた名作が多くあるので気になる関連作品があればチェックしてみましょう。

「Black Lives Matter」リスト外の作品も要注目

Netflixの「Black Lives Matter」プレイリストから外れていますが、『チェルシーが考える: 私と白人特権』 という作品もアメリカの人種差別を捉えるのに重要なドキュメンタリー作品となっています。

作中で触れられている黒人を選挙から締め出す有権者ID法の恐ろしいやり口は必見です。これを見ればアメリカで黒人が不平等を訴えても始まらず、白人が意識を大きく変えなければ人種間の問題は解決しない事が理解できます。

また、作品内のインタビューでは白人特権は無いと考えている白人や人種差別は過去のものだと考えている白人が出てきます。なので、黒人だけでなく他の人種も巻き込んで「Black Lives Matter」運動を広げる重要性が分かります。

今アメリカで起こっている人種差別について理解を深めておきたいと思っている方はNetflixの「Black Lives Matter」プレイリストや関連作を是非チェックしてみることをおすすめします。

アメリカ黒人の歴史 新版 (岩波新書)

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