任天堂、工作玩具「Nintendo Labo」を発表 高いけど売れると思う理由

2018年1月18日Nintendo SwitchDIY,おもちゃ,ゲーム,任天堂,教育

著者: 今井 阿見

2018年1月18日、任天堂がNintendo Switchを活かしたダンボール製の工作玩具「Nintendo Labo」(ニンテンドーラボ)を発表しました。

Nintendo Laboは自分でダンボールを組み立てて遊ぶことを主眼においており、Nintendo Switchと連動する「Toy-Con」(トイコン)と呼ばれるコントローラーを作って遊べるようになっています。

商品は「つくる」「あそぶ」「わかる」という「子供が自分で遊びを作り出してく」ことをメインに据えていて、親が子に買い与えたくなる「知育玩具」としての側面が非常に色濃く出ています。

任天堂製ダンボール工作玩具「Nintendo Labo」

https://www.youtube.com/watch?v=X-RLOcV9L68

Nintendo Labo | Nintendo Switch | 任天堂

Nintendo Laboの紹介動画を見ても分かる通り、同商品は「Nintendo Switch」をすでに持っている人を対象とした商品です。Nintendo Switchは付属しておらず別売りです。

ダンボールで作り上げたパーツにNintendo SwitchのJoy-Con(ジョイコン)や液晶画面をはめることで完成します。

現時点で「ピアノ」「つり」「おうち」「リモコンカー」「バイク」といった5種類のキットを楽しめる「VARIETY KIT」(税別6980円)と、ロボットを作成できる「ROBOT KIT」(税別7980円)の2種類のキットの販売が予定されています。

どちらのキットも2018年4月20日に発売予定。Nintendo Laboを装飾できるマスキングテープやシールなどをセットにした「デコるセット」(税別980円)も同日に発売が予定されています。

Nintendo Labo の値段は高いけど売れると思う

私はNintendo Laboを見て、自分が子供の頃に雑誌の付録についていた紙製の付録を組み立てまくっていた懐かしい日々を思い出しました。

この商品は子供だけでなくDIYや工作キットが好きな人にも魅力的な商品になると思います。

この商品を楽しむにはNintendo Switchを持っていなくてはいけませんが、既にNintendo Switchは任天堂の想定を超える勢いで売れていますし、最近では品薄で手に入りにくいという状況も改善してきました。

Nintendo Switchは若い層に人気のあるゲーム「スプラトゥーン2」の発売の影響もあって、10代の所有者が既にかなり多い状況となっているため、若い層にも既に結構な数のNintendo Switchが行き渡っています。

さらに、こういった10代の層はYouTuberの影響を受け易いため、既に任天堂と組んで動画投稿している有野課長(よゐこ)や人気のあるYouTuberがNintendo Laboを作って楽しんでいる様子を動画投稿すれば、瞬く間に売れてしまいそうな予感がします。

税抜き6980円、7980円という価格は子供が買うには高くて安くありませんが、任天堂は既に安心して子供に買い与えられるブランドとして多くの人々に認知されていますし、子供の教育に熱心な親が子供に買い与える「知育玩具・学習玩具」として考えればこの価格を高いとは思わない人は多いのではないかと思います。

いずれにしても、任天堂はすごい商品を出してきたなと思います。

Nintendo Laboの発売が待ちきれず、発売日までに『自作Nintendo Labo』をする人もたくさん出てくるかもしれませんね。(笑)

Nintendo Labo (ニンテンドー ラボ) Toy-Con 01: Variety Kit – Switch

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今井阿見

当ブログ『PLUS1WORLD』の記事執筆、編集、校正、プログラミング(一部)、管理を行っているのは今井阿見(いまいあみ)という個人のブロガーです。ブログは趣味と実益を兼ねて運営しています。

今井阿見は30年近くゲームを遊んでいるベテランのゲーマー。学生時代にゲーム作りや映像制作を行っていたので、ゲームだけでなく、映画やアニメなどの映像作品、スマートフォンやパソコン、ガジェットなどの分野にも深く関心があります。

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