VRを体験できる新宿の施設『VR ZONE SHINJUKU』でVRを初体験してきた

2017年7月23日日記VR,ゲーム,技術,施設,東京,観光

著者: 今井 阿見

先日、新宿にあるVRエンターテインメント施設『VR ZONE SHINJUKU』に行ってきました!

『VR ZONE SHINJUKU』では、マリオカート、ドラゴンボール、エヴァンゲリオンなどの多彩なVRコンテンツを楽しむことが出来ると聞いていたので、前から注目していました。

『VR ZONE SHINJUKU』は入場にチケットが必要で、入場は日時予約制です。人気の施設なので、予約は取りにくいですが、平日の朝であれば空いています。

『VR ZONE SHINJUKU』にせっかく行ってきたので、どのような施設なのか、写真付きで紹介したいと思います。

VRエンタメ施設『VR ZONE SHINJUKU』

『VR ZONE SHINJUKU』の場所

『VR ZONE SHINJUKU』自体は、JRの新宿駅から歩いていける距離にあります。

私は事前に場所を調べていたので、迷うことはありませんでしたが、結構多くの人が迷うみたいです。他のお客さんの中には場所が分からなくて20分迷ったという人もいました。

スマートフォンを持っている人はGoogleマップの行き先に『VR ZONE SHINJUKU』を指定して、向かった方が良いと思います。

『VR ZONE SHINJUKU』に行く前に予約を取ろう

『VR ZONE SHINJUKU』のチケットは当日販売もありますが、事前予約でのチケット入手がおすすめです。なぜなら当日券は数に限りがあるからです。

チケットはこちらのページからWebで購入するか、アプリで購入するかしてください。

施設に入場するためのチケットと、4つのアクティビティが体験可能な、1day4チケットセット ¥4,400 (税込) を買いましょう。

『VR ZONE SHINJUKU』外観

施設はスタイリッシュで近未来感を感じさせるデザインなので、見間違えることはないと思います。

バンダイナムコゲームスのロゴの近くに『VR ZONE SHINJUKU』のロゴがあります。

施設の正面は割とスッキリしてます。パット見はエンターテイメント施設には見えません。どちらかと言うと映画館っぽいですね。

『VR ZONE SHINJUKU』内装

まず施設のドアの中に入ると見えてくるのがコレです。このマークが『VR ZONE SHINJUKU』のシンボルマークのようです。

チケットを使いゲートを潜ると幻想的な光るオブジェ(柱)がお出迎えしてくれます。周囲の床や壁はプロジェクション・マッピングで、模様が変わります。

施設は1階と2階に別れています。階段を登った先の2階に現在一番人気と思われる『マリオカートVR』があります。

私が体験したVRコンテンツ

私が『VR ZONE SHINJUKU』で体験したVRコンテンツ(アクティビティ)は全部で5つです。

1day4チケットセットで4つのアクティビティを体験し、施設内で追加で買ったチケットで、さらに1つのアクティビティを体験しました。

私が体験したアクティビティを順に並べると、

  1. マリオカート アーケードグランプリ VR
  2. 極限度胸試し ハネチャリ
  3. 釣りVR GIJIESTA
  4. ドラゴンボールVR 秘伝かめはめ波
  5. 極限度胸試し 高所恐怖SHOW

です。

メガネをかけたままでもVRゴーグルを装着して、アクティビティを体験することは出来ます。

利用した順に各アクティビティの感想を書きます。

マリオカート アーケードグランプリ VR

現時点での一番人気と思われるVRコンテンツです。マリオカートをVRで楽しめます。

実際にカート風の筐体に乗り、ハンドルやアクセル、ブレーキを使って操作します。

各筐体ごとにキャラクタが決まっているため、マリオ、ルイージ、ピーチ、ヨッシーの中で使いたいキャラクタがいるなら、そのキャラクタの筐体に乗りましょう。

アイテムは手を使ってキャッチし、手を振って使います。アイテムに頼ろうとすると、ハンドル操作が疎かになるので注意しましょう。

人生初めてのVR体験だったのでマリオカートVRで苦戦しましたが、それでも楽しかったです!

極限度胸試し ハネチャリ

足こぎのグライダー「ハネチャリ」に乗って、大自然の中を飛び、ゴールを目指すアクティビティです。

ハンドル付きのフィットネスバイクのような筐体に乗り、ゲーム内のグライダーを操作します。

高所から飛び降りたり、空中を飛び回ったりしないといけないので、高所恐怖症の人にはおすすめできないVRコンテンツです。足がすくみます。

グライダーは漕いだら前に進むのではなく、上昇するだけなので、ハンドルを前後に動かして、進んだり止めたりしないといけません。結構忙しいゲームです。

ゲーム好きの私でも操作が難しいゲームだったので、時間内にゴールすることは出来ませんでした。ですが、大自然の中を滑空すると風が吹いてきて爽快感がありました。ゴール出来ない場合は景色を楽しみましょう!

釣りVR GIJIESTA

大自然を前に、釣り竿やアミのような装置を使って魚を捕まえていくゲームです。

釣り竿を振ったりする関係で、プレイヤーの周囲のスペースはかなり広めにとられています。

ルアーを投げて、リールを巻いて、右へ左へ飛び跳ねる魚を釣り上げるだけですが、釣りはコントローラーからリアルな手応えを感じられました。

釣りの最中にルアー(疑似餌)の変更ができます。ルアーによって釣れる魚が変わるようですが、体験時間内に釣り上げた魚が4匹だったので、私にはイマイチ違いが分かりませんでした。(´;ω;`)

私はまったく普段釣りをすることはないのですが、一見地味そうなVRコンテンツである「釣りVR」は思っていたより楽しめました!

ドラゴンボールVR 秘伝かめはめ波

ドラゴンボールの世界で『かめはめ波』を撃つ体験ができるアクティビティです。

実際にかめはめ波のポーズを行うため、手や足、腰の部分に装置を装着します。

ゲーム内で、「気弾」や「かめはめ波」を思った方向に飛ばすのは難しいです。VRゴーグルを装着した状態だと自分を客観的に見ることが出来ないからです。

また、かめはめ波を撃つこと自体が難しく、私がまともにかめはめ波を撃てたのは1回だけでした。撃てれば爽快感がありますが、ゲーム初心者&VR初心者には難しいと思います。

1階のおみやげコーナーで「VR仙豆」が売っています。これを使えば、ドラゴンボールの世界で仙豆を食べる体験ができるそうです。(笑)

極限度胸試し 高所恐怖SHOW

地上200メートル。高くて狭い足場にいる子猫を実際に足を踏み出して救い出すVRアクティビティです。

実際VRゴーグルを付けながら、このような狭い足場を進んで猫を救出します。進めなかった時点でリタイアとなりアクティビティ終了になります。足場から落ちても終了です。

この板のような足場が思っていたよりグラつくため、VR関係なく普通に落ちそうになります。

子猫ちゃんは現実ではこのような見た目です。これを抱えながらスタート地点まで戻ります。猫が救出後の帰り道に暴れだしたら、個人的にはもっと面白かったと思います。

マリオカートVRやハネチャリのような非現実的なVRを体験した後だと、「高所恐怖SHOW」は若干物足りなく感じてしまいました。逆に言えば、シンプルな「高所恐怖SHOW」はVRを初体験するのには最適なアクティビティだと思います!

VR初心者でも楽しめる『VR ZONE SHINJUKU』

VRコンテンツを全く未体験のままで、『VR ZONE SHINJUKU』でVRを初体験しましたが、想定していた以上に楽しめて良かったです! VRについても色々と知ることが出来ました!

普段3Dゲームを良く遊んでいるので、VRコンテンツで酔うことは無いと思っていたのですが、「マリオカートVR」や「ハネチャリ」のような移動が早く、周囲をキョロキョロ見渡さなくてはならないVRコンテンツは酔いやすいことが分かりました。

VRコンテンツ未体験で酔う不安がある人は「酔い止め」を持っていくと良いと思います。

夏休み、どこで遊ぼうか迷っている人は『VR ZONE SHINJUKU』で最新のVRコンテンツを楽しんでみてはいかがでしょうか?

VRビジネスの衝撃 「仮想世界」が巨大マネーを生む (NHK出版新書)

この記事を書いた人

著者(今井阿見)画像

今井阿見

当ブログ『PLUS1WORLD』の記事執筆、編集、校正、プログラミング(一部)、管理を行っているのは今井阿見(いまいあみ)という個人のブロガーです。ブログは趣味と実益を兼ねて運営しています。

今井阿見は30年近くゲームを遊んでいるベテランのゲーマー。学生時代にゲーム作りや映像制作を行っていたので、ゲームだけでなく、映画やアニメなどの映像作品、スマートフォンやパソコン、ガジェットなどの分野にも深く関心があります。

このブログ記事を気に入ったら著者(今井阿見)を応援して下さい! 励みになります!

著者Twitterアカウント 著者YouTube