広島県呉市の「大和ミュージアム」へ行ってきた

2017年1月4日日記広島,戦争,施設,歴史,観光

著者: 今井 阿見

年末年始の休みを利用して、広島県呉市にある「大和(やまと)ミュージアム」に行ってきました。

呉には昔住んでいたんですが、私が住んでいた頃には大和ミュージアムはなく、大和ミュージアムが出来た頃には呉から離れていたので、今まで行ったことはありませんでした。

今ちょうど呉が舞台の映画「この世界の片隅に」が上映中で、広島が盛り上がっているので、いい機会だと思い「大和ミュージアム」に訪問してみることにしました。

大和ミュージアムに行ってみた

大和ミュージアムの正式名称は「呉市海事歴史科学館」ですが、正式名称よりも「大和ミュージアム」という呼び名の方が定着しています。

大和ミュージアムの開館日と休館日

私が訪問したのは2017年1月3日ですが、大和ミュージアムは年末年始もやっていました。

大和ミュージアムの閉館日および開館日は呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)公式サイトで確認できます。

大和ミュージアム内部

大和ミュージアムはあくまでも科学館なので、内部に食事できるところはありません。飲食は禁止されています。

食事できるところは大和ミュージアムの周囲にあるので、お腹が減ったら外に出ましょう。

一度外に出ても、観覧チケットを持っていれば何度でも再入場できます。

館内展示

10分の1スケール戦艦「大和」模型

全長26.3メートルの10分の1スケール戦艦「大和」。模型とは思えない迫力。

近くから見てもその大きさは一目瞭然です。

10分の1でこの大きさなので、実物はもっと大きいのだと思うと圧巻です。

大和の艦尾。旭日旗が取り付けられています。

戦艦「大和」の側面。細部までしっかりと作られています。

戦艦「金剛」に搭載されたヤーロー式ボイラー

ボイラーの前にはマネキンが置かれていて、どのように石炭を入れていたのか再現されています。

大和に搭載されたサーチライト

サーチライト用の放物面鏡。1.5メートルくらいで大きい。

零式艦上戦闘機六二型

太平洋戦争時に大日本帝国海軍の主力戦闘機だった零式艦上戦闘機。いわゆるゼロ戦。六二型は爆撃機。

「零式艦上戦闘機六二型」に搭載されていた「栄三一甲型エンジン」。見た目がゴツい。

呉の歴史資料

館内の兵器や兵器の模型も見応えがありますが、それ以上に見応えがあるのが歴史資料です。

呉がどういう経緯で鎮守府になり、東洋一の軍港として栄えたのか、映像や資料で分かりやすく展示されています。

ペリー来航あたりから終戦後までの流れが順序よく展示されているので、第一次世界大戦、第二次世界大戦も含めて振り返ることが出来ます。

歴史好き、近代史好き、戦史好きな人は楽しめる展示になっていると思います。

野外展示

私は時間がなくてじっくり見て回る事ができなかったのですが、大和ミュージアムには野外展示もあるようです。

私が見ることが出来た野外展示は戦艦「陸奥」の「41センチ主砲身」くらいです。とても大きかったです。

「この世界の片隅に」ロケ地マップ配布中

現在、大和ミュージアムでは映画「この世界の片隅に」のロケ地マップを配布中です。

大和ミュージアム以外では、広島市内は平和記念公園レストハウス(広島市観光案内所)、シャレオ、JR広島駅の南口・新幹線口(北口)、呉市内では、くれ観光情報プラザ、ヤマトギャラリー零、で配布中のようです。

広島県外だと東京では銀座の広島ブランドショップ「TAU」、大阪では広島県大阪情報センター(大阪駅前第一ビル)でも配布しているようです。

じっくり見ると時間のかかる「大和ミュージアム」

大和ミュージアムは展示物を一つ一つじっくり観覧すると、館内を回るのにとても時間がかかります。

もっと展示物を見て回りたかったのですが、親戚と食事の約束があり、1時間半くらいしか滞在することが出来ませんでした。

1度の訪問だけでは館内展示をすべて見て回ることができなかったので、もう1度時間のある時に再度訪問したいと思います。

ドキュメント戦艦大和 (文春文庫)

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当ブログ『PLUS1WORLD』の記事執筆、編集、校正、プログラミング(一部)、管理を行っているのは今井阿見(いまいあみ)という個人のブロガーです。ブログは趣味と実益を兼ねて運営しています。

今井阿見は30年近くゲームを遊んでいるベテランのゲーマー。学生時代にゲーム作りや映像制作を行っていたので、ゲームだけでなく、映画やアニメなどの映像作品、スマートフォンやパソコン、ガジェットなどの分野にも深く関心があります。

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