ドコモ契約減少過去最大 iPhone 出してもどうにもならなかったらしい

2013年10月7日IT・WEB ニュースiPhone,iPhone 5s,キャリア(携帯電話),ドコモ

著者: 今井 阿見

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なんということでしょう! NTTドコモの先月の契約数は過去最大の減少幅となったようです。

ドコモが過去最大の純減、MNPも13万の転出――9月の契約数 – ケータイ Watch

これまで、契約者が減っていても「それでも iPhone なら、iPhone ならきっとなんとかしてくれる!」と冗談を言ってましたが、iPhone 出してもどうにもならなかったようです。

あれだけ、ドコモが iPhone 出したことがニュースになったにもかかわらず、こんな結果になってしまうなんて、それこそ予想外です!

ドコモ iPhone に魅力はない?

ドコモの iPhone がなんでこんなことになっているのか確認してみると色々分かってきました。

株式会社ブランド総合研究所の回線調査では、NTTドコモの iPhone 5s でパケ詰まりの問題が確認されているようです。

調査会社のMMD研究所が9月末に行ったiPhone 5cの“パケ詰まり”調査で、NTTドコモ回線が最もパケ詰まりしやすいという結果が出た。最もパケ詰まりしないのはソフトバンクモバイルで、同社とKDDI(au)は6月の調査よりパケ詰まり率が改善していた。

via 「iPhone 5c」パケ詰まり率はドコモがワースト――MMD研究所調査 – ITmedia ニュース

調査結果は下記PDFにまとめられています。

iPhone5s・5c購入意向意識調査 および iPhone5sパケ詰まり調査 調査結果

なんでこんなことになっているのかというと、ドコモはプラチナ帯LTEが足りていないそうです。

新型iPhone販売の緒戦ではKDDIが勝利した格好だが、同社がアピールする800MHz帯のプラチナバンドLTEがユーザーの支持を得たと見ることができる。800MHz帯LTEはドコモも利用しているが、基地局免許数ではKDDIが3.4万局、ドコモが0.2万局と大きく差が開いている(総務省発表)。

via 新型iPhone発売でもドコモの流出止まらず、MNP転入ではKDDIが勝利 – 9月の携帯契約数について考えた | マイナビニュース

プラチナ帯LTE基地局 au 3.4万局、ドコモ 0.2 万局。

いつの間にこんなに差が!

これは、NTTドコモがかなり回線の品質の向上に力を入れないと駄目ですね。いくら魅力ある端末を用意しようが回線が駄目なら、利用者が他社に移ってしまいます。iPhone 出そうが、ツートップしようが関係ないですね。

NTTドコモはしばらく本気で土管屋に専念する必要がありそうです。

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今井阿見は30年近くゲームを遊んでいるベテランのゲーマー。学生時代にゲーム作りや映像制作を行っていたので、ゲームだけでなく、映画やアニメなどの映像作品、スマートフォンやパソコン、ガジェットなどの分野にも深く関心があります。

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