【漫画】「広島カープ誕生物語」が復刊されたので買って読んでみた!
漫画「はだしのゲン」で有名な中沢 啓治(なかざわ けいじ)さんの書いた「広島カープ誕生物語」が20年の時を経て復刊されました。今回の刊行は昨年のカープ躍進をきっかけとしたものです。絶版本だったので、カープファンには嬉しいニュースですね。
広島カープ誕生物語、垣内出版が 復刊!たる募金などの歴史も登場 – 広島ニュース 食べタインジャー
数日前、広島市内の大きな本屋に立ち寄ったところ本棚に並んでいましたので、早速購入して読んでみました!
復刊「広島カープ誕生物語」レビュー
「広島カープ誕生物語」は復刊にあたって広島東洋カープのカラーである赤を基調としたデザインになっています。
内容はほぼ全編にわたって漫画で、最後に作者の中沢啓治さんとミスター赤ヘルの山本浩二さんの二人の対談が載っています。
本は結構分厚いです。価格は1600円+税。
元々、上下巻に分けて発売されていた本ですが、今回の復刊で408ページの本一冊に収まっています。(大きさはB6)
中沢 啓治さん自身が熱狂的なカープファンで知られている人物なので、もちろん内容はカープ一色、カープ崇拝マンガです。他球団のファンが読んだらめまいがおきるのではないかと思います。
戦後の広島から、カープが出来、カープが優勝するまでの話が載っています。カープ球団創設の話をあまり聞く機会のない若いカープファンにとっては興味深いエピソードが結構載っています。カープ初期の頃の語りぐさとなっている「たる募金」の話もしっかり載っていました。
漫画全編にわたって会話が広島弁で展開されますので、広島弁に慣れていない方は、広島弁の語気の強さに萎縮してしまうかもしれませんが、広島弁はだいたいこんな感じです。
昔のカープや選手のことを楽しく読みながら知ることが出来ましたので、当時のカープを知るための資料としても優秀な漫画です。(絵柄は古いですが)
Kindle版(電子書籍)も登場しましたので、全国どこでも買えるようになりました。カープに興味のある方は買って損はないと思います。