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詐欺師や嘘つきを見破るための『嘘の見抜き方』

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あなたは1日に何回 ウソをつかれていると思いますか?

ある研究によると、最大およそ200回も嘘をつかれているという結果が出ています。

テレビCMやインターネット広告など、私たちが考えている以上に世の中は嘘であふれています。嘘に騙されないためにはどうすれば良いのでしょうか?

今回紹介するパメラ・メイヤーさんは経営者になるためハーバード・ビジネス・スクールで経営を学び、起業しました。しかし、そこで最も信頼していた社員から横領被害にあうという辛い体験をしました。

『もう、絶対に騙されない!』

不正を未然に防ぐ方法はないか。彼女はFBIや警察などの尋問手法や心理学などを学び、独自の嘘を見抜く手法を確立しました。

ウソを見抜く達人、パメラ・メイヤーさんが、「嘘にだまされない方法」を分かりやすくプレゼンテーションで解説しています。

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パメラ・メイヤー流『嘘の見抜き方』

CFE(Certified Fraud Examiner:公認不正検査士)の資格を持つ企業コンサルタント、パメラ・メイヤーさんのプレゼンテーションです。

プレゼンでは嘘にだまされない方法を具体的に紹介しています。その内容を以下にまとめました。

嘘は共同作業で成立する

嘘は一人では成立しません。

嘘が成立するには、嘘で騙す人、嘘で騙される人の両方が必要です。

どのような嘘も口から発声しただけでは効力はありません。騙される側が嘘を信じることで嘘は力を得ます。

つまり「嘘をつかれた」ということは「あなたが嘘をつかれるのを許した(信じた)から」となります。

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嘘は「騙す側」「騙される側」が両方いて成立する。

世の中には良いウソも悪いウソもあります。 正直に伝えないほうがいいこともありますし、人間関係を円滑にするために、必要な嘘もあります。

世の中から嘘を根絶するのは困難です。生きていく上で嘘は避けて通れません。

しかし、ことはビジネスとなると話は別です。嘘が多額の経済的損失となりかねないからです。嘘を避けるために、人による不正を見抜き、防止する必要があります。

そこで、嘘つきを見分けるためのテクニックや防衛策が必要となってきます。

まずは、騙される側が嘘に引っかからないための重要な考え方があります。

人は望みを叶えるために 進んで何かを差し出す

稀代の詐欺師であるオバーランダーは次のような言葉を残しています。

「人は自分の望みを叶えるためなら何かしら差し出す。」

これが嘘の本質だそうです。

つまり、あなたがウソに騙されたくなければ、「自分が何を望んでいるのか」をあらかじめ知っておく必要があります。

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自分の願望を理解する

「もっとお金がほしい!」「楽してスリムに痩せたい!」「ネットで有名になって成功したい!」そういった願望を持っていると誇大広告や詐欺師に付け込まれるということです。

私たちは知らず知らずのうちに、理想の自分と現実の自分のギャップを嘘を使って埋めようとしています。

嘘に騙されたくなければ、まず自分の願望を知る必要があります。

嘘つきの出す❝シグナル❞を見分ける

自分の願望を知ることで、人の欲を利用して騙そうとする嘘はある程度は防げます。

しかし、相手が不正を隠そうとしている嘘は先ほどの防衛策だけでは防げません。

相手の言動、話し方、表情、ボディーランゲージ、から嘘を見抜いていく必要があります。

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相手をよく見て嘘かどうか見分ける

研究によると、嘘つきが嘘をつく時の仕草はパターン化されているようです。人が嘘をついた時の行動は大体一緒ということですね。

普通の人は嘘を54%で見分けますが、嘘を見分ける訓練を受けた人は90%の確率で嘘を見分けられるそうです。

プレゼンテーションの動画の中では、実際の映像を使って嘘をつく時に人の出すシグナルが解説されています。

会話に現れるパターン

  1. 否定するのに必死な人は、言葉遣いが形式的で固くなる
  2. 人や事柄と距離を置くような言葉を使う
  3. 「実を言うと」「正直な話」と切り出し、信ぴょう性を高めようとする
  4. 質問にオウム返しで答える
  5. やけに詳細な話・具体的な話をする

表情・ボティーランケージのシグナル

  1. ウソつきは相手の目を見ないどころか長めに見つめる
  2. 笑っていても目じりにシワができていない
  3. 口では肯定しながら、首を横に振る
  4. 相手を騙す喜びから、かすかに笑う
  5. 片方の口角の上がった非対称の表情(軽蔑)

態度・行動に出るパターン

  1. 嘘つきは犯人探しに非協力的
  2. 同じ話を逆順でするように仕向けるとぎこちなくなる
  3. 妙に冷静、下を向く
  4. 小声、低い声で話す
  5. 言動とは逆の矛盾した行動を取る

以上がプレゼンテーションで紹介されていた主な嘘を見分けるシグナルです。

上に挙げたシグナルが全てではありませんが、これらのパターンを覚えておけば、相手が嘘をついていないか判断できます。

嘘は見分けられる

こういった嘘つきを見破るテクニックを覚えておけば、脳波計を持っていなくても相手の嘘を見分けることができるのでトラブルを未然に防ぐことが出来ます。

プレゼンテーションの後半で紹介された、嘘を付いている母親と真実を語る母親の映像の違いを見れば、彼女の嘘を見分けるテクニックは有用であることがはっきりと分かります。

最近はブログやSNSで、私生活を洗いざらい見せるようなノイズの多い世の中です。

過剰な共有がその人の正直さの現れとは限りません。

昨今のデジタル三昧の生活の中で忘れられがちですが、相手が信頼できる人物かどうか判断するためには、その人の人柄や誠実さを見ていくことが大切です。

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交渉に使えるCIA流 嘘を見抜くテクニック