自殺者を減らすために私たちには何ができるのか?

2012年6月9日TEDコミュニケーション,人生,動画,社会

著者: 今井 阿見

jisatsu-herasu

とても悲しいニュースがあります。2011年の学生・生徒の自殺者数が1029人となり、初めて1000人を上回ったそうです。

学生・生徒自殺、初の1000人超 11年、雇用悪化が影  :日本経済新聞

自殺者は14年連続で3万人を超えており、日本の自殺者の多さは今に始まったことではありません。

もし、身近に思い悩んでいる方がいたらどうすればいいのか? 自殺を減らすために、私たちには何が出来るのでしょうか?

JD・シュラム:自殺未遂者の沈黙を破る

ある調査では自殺を試みようとする人のうち、20人中19人は失敗に終わりますが、失敗した人達が2回目に成功させてしまう確率は37倍も高いと言われています。自殺を止めるために1回めの自殺と2回めの自殺の間に自殺を思いとどまらせる必要があります。

動画で語られている通り、自殺を考えたり自殺未遂をした人にとって、孤立してしまうことは大きな問題で、周囲からのサポートを得られないというのは本人にとって辛いことです。これが2回目の自殺へと繋がってしまいます。

自殺未遂者が自らのことを語るのは勇気の必要なことです。外見上自殺を考えてなさそうな順風満帆な人生を送っている人も胸の内は分かりません。自分の悩みを告白できる相手がいることは重要なことです。

私達の周りで自殺を考えたり未遂で終わった人がいた際に、なんと声をかけていいかわからないかもしれません。ですが、この動画で語られているように、タブーを乗り越え、行動することの大切さも知っておくべきだと思います。

思いつめている方の話を聞くだけでも、私達は力になれるのではないでしょうか。自殺を減らすために、私たちにもできることはあるはずです。

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今井阿見

当ブログ『PLUS1WORLD』の記事執筆、編集、校正、プログラミング(一部)、管理を行っているのは今井阿見(いまいあみ)という個人のブロガーです。ブログは趣味と実益を兼ねて運営しています。

今井阿見は30年近くゲームを遊んでいるベテランのゲーマー。学生時代にゲーム作りや映像制作を行っていたので、ゲームだけでなく、映画やアニメなどの映像作品、スマートフォンやパソコン、ガジェットなどの分野にも深く関心があります。

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