USBカメラで顔の動きを検出する慶應大のアバターシステムが凄かった!

2012年6月12日IT・WEB ニュースカメラ,初音ミク,動画,技術

著者: 今井 阿見

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インターネットで技術系のニュースを眺めていたところ、なかなか凄い物を発見してしまいました。

應義塾大学のグループが、一般的なPCとUSBカメラで人間の顔の位置、向き、傾き、表情の変化、感情などを高速・高精度に追跡できるアバターシステムを開発したそうです。

顔の表情を読み取る技術なので様々な分野に応用できそうですね。

USBカメラで顔の動きを追跡できるシステム

ミクさんがリアルタイムで人間と同じ動作で動いてる……。高速に顔認識されていることがよくわかります。

USBカメラで顔の動きを高速に追跡できるアバターシステム #DigInfo – YouTube

慶應義塾大学 満倉靖恵准教授のグループは、一般的なPCとUSBカメラで、人間の顔の向きや表情の変化を高速・高精度に計測する手法を開発しました。

さらに、表情の変形の仕方を解析することで、顔の向きだけでなく、眉や口の動き、笑い、怒り、驚きなどの表情を表現することもできます。

これ結構凄いです。体の動き、顔の動きがリアルタイムで反映されているのが動画から分かります。

これが、一般的なPCとUSBカメラで出来るというのだから、びっくり!

顔の位置だけでなく、表情や感情、眉や口の動きも読み取る事もできるので、リアルタイムCGアバター向けですね。

顔検出の技術も優れており、動画中では非常に高速・高精度に動いていました。

顔認識の技術は様々な分野への応用も期待できます。今後、インターネットでアニメやゲームのキャラクターのアバターを通じて会話することが多くなるのかもしれませんね。

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今井阿見

当ブログ『PLUS1WORLD』の記事執筆、編集、校正、プログラミング(一部)、管理を行っているのは今井阿見(いまいあみ)という個人のブロガーです。ブログは趣味と実益を兼ねて運営しています。

今井阿見は30年近くゲームを遊んでいるベテランのゲーマー。学生時代にゲーム作りや映像制作を行っていたので、ゲームだけでなく、映画やアニメなどの映像作品、スマートフォンやパソコン、ガジェットなどの分野にも深く関心があります。

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