社会人としてのマナーは? 職場でのLINE連絡が招くトラブルが増加中
若い世代を中心に職場の上司や先輩あてに「欠勤」や「遅刻」の連絡をする際に「LINE」を使用する人が増えているそうです。
ふざけるな! イラッとした会社への遅刻・欠勤連絡「LINEで連絡&ごめんねスタンプ」 | 「マイナビウーマン」
『体調不良なんで休みます』の言葉と同時に送られてくる「ごめんねスタンプ」。とても現代的ですね。
LINEでの業務連絡自体がありえない! と憤る世代もまだ多く、職場でのトラブルは絶えないようです。
職場でのLINE連絡が招いているトラブル
LINEで連絡したら「無断欠勤」扱いに!
「本日は休みます!」 とLINEを使って連絡して、安心していたら「無断欠勤」扱いになっていた! そんな事例が既に出ています。
ある日、体調不良でその先輩に「欠勤させてください」とLINEでメッセージを送ったが、先輩は運転中のため気付かず。Aさんは本社への連絡を怠っていて、無断欠勤扱いになってしまったという。
(2/2) 「LINEで欠勤連絡」はアリですか? 「非常識じゃ!」派VS「OK。楽なんでしょ」派 : J-CAST会社ウォッチ
「メールやLINEでの欠勤連絡は無断欠勤扱いにしている。社会は甘くない」
アンケートでも84.2%が「メールでの連絡はナシ」だそうです。LINEなんて論外ですね。
メールもLINEも普及していない職場がまだ多く、欠勤の連絡するなら、電話でかけてこい! という職場もまだまだ残っているようです。
LINEは複数アカウント利用が難しい
LINEはその仕様上、複数アカウントでの利用が難しいサービスです。
なので、「仕事」と「プライベート」の切り分けが難しくなってきます。
メッセージを手軽に送信できるということは、仕事の連絡がいつでも届くということでもある。緊急時の連絡なら仕方ないかもしれないが、夜間も休日もひっきりなしにメッセージが届けば、心が休まらない。
「あの案件どうなった?」「明日の予定はどうなってる?」と上司からメッセージが飛んでくれば、部下としては「既読スルー」というわけにもいかない。結局、メッセージに対応せざるをえないことも多いだろう。
休日なのに上司から、心休まらないメッセージが届く。無視するわけにいかない。なかなか大変ですね。
上司にとっても休日のLINEでの業務連絡は『パワハラ』になりかねません。注意が必要です。
LINEでの業務連絡は避けたほうが無難
部下にとっては欠勤・遅刻の連絡が確実に反映される保証はありませんし、上司にとってはLINEでの業務連絡がパワハラになりかねない。
上司にとっても、部下にとってもLINEでの業務連絡は避けたほうが無難ということですね。
コンプライアンスの順守が叫ばれる昨今。どうしても業務上でLINEを使いたいなら職場でのルールを先に決めておくのが、社会人としてのマナーですね。