太陽光を見続けるとどうなるのか? 太陽光を見続けてはいけない理由
人が太陽光を見続けてはいけない理由、それは失明する可能性があるからです。失明をしなくても、目になんらかの障害が残る可能性があります。
改めてここで注意しなくても、そんな事は言われなくても分かってる! という人が大半だと思います。
ですが、今回は過去に5分間太陽光を見続けた私の経験談を書いておきますので、太陽光を見ることの危険性を知るための参考にしておいてください。
太陽光を見続けるとどうなるのか?
過去、学生時代にゲーム制作で徹夜した日がありました。
夜が明け、疲れてぼーっとしている中、窓の外で朝日が昇り、学生寮の私の部屋に太陽の光が差し込みました。
その光は徹夜明けの私には強烈でした。
すると、その時に私は何を思ったのか、私は学生寮のベランダに出て太陽光を見続けることにしました。
徹夜明けで頭がハイになっていたのだと思います。謎の冒険心ですね。当時の自分を殴りたい!
良い子も悪い子も真似しないで下さい。
ベランダに出た私は、手すりの部分に肘をつけ、顎と顔を固定し、じっと太陽光を見続けました。
普通は太陽光を直接見ると、眼球が勝手に動き、目のレンズの一点で見れないようになっています。
ですが、この日の私は徹夜明け、ずっとコンピュータで作業していたということもあって眼の筋肉が異常に疲れており、太陽光などの明るい光を見ても眼球がピクリとも動きませんでした。
これは、実際にかなり新鮮な体験でした。
明るいものを見ても、目が反応して避けようとしない!!
この影響で、太陽光を眼球を動かすこと無く一点に見続けるという行為が出来てしまいました。
絶対に真似しないでください!
太陽光を凝視し続けた結果
太陽光を見続けると、しばらくは太陽は白い光を放っていましたが、だんだんと太陽の淵(ふち)が紅色になったり、蒼色になったりと色が安定しなくなりました。
見始めて3分~4分ぐらいで、太陽を明るく感じなくなりました。光は出ているのに、黒いように感じるという変な経験をしました。視神経がやられ始めてきたのですね。
5分経ったところで、変化が起こらなくなった太陽を見るのに飽きたので、太陽を見るのをやめました。ふっと視線を横にすると、なんと目の前に黒い点が……。
どこを向いても、太陽を観ていた場所に黒い点がついてくる。
目の前に黒い点が浮いている……。(画像はイメージです)
この症状は約30分続きました。
一生治らないかと思い、かなり焦りました……。
太陽光、超危ない。
危うく失明しかけるところでした。
太陽光を見続けると間違いなく目がやられます。
絶対に真似しないでください!
太陽光を馬鹿にしてはいけない
明日 2012/05/21、日本各地で金環日食を見ることが出来ます。
日食を見るために、専用のグラスを用意している方も多いと思います。
蛍光灯がハッキリ見える日食メガネは使っちゃダメよ! 消費者庁が粗悪品を緊急調査するみたい : ギズモード・ジャパン
日食めがねは粗悪品が出まわっており、消費者庁が注意を呼びかけています。
太陽光を見て違和感を感じた時、すぐに日食を見るのをやめることをおすすめします。
日食を見ることよりも、あなたの目を守ることのほうが大事です。
また、粗悪品の日食グラスでなくても、観察中に頭痛や吐き気、違和感を感じた時も日食の観察を中止したほうがいいでしょう。
日食グラスは売っていても、あなたの目は売っていません! 日食を見ることよりも、あなたの目を守る方が大事です!