Twitter向け生放送アプリPeriscopeでハート5万個集めて学んだこと
Twitter利用ユーザー向けの生放送配信(ライブ配信)アプリ「Periscope」(ペリスコープ)が公開されて1週間以上経ちました。
私は1週間前にアプリをダウンロードしてから毎日、Periscope を使っていました。生放送配信に以前から興味があったので、いい機会だと思い、いろいろ試してみました。
インターネットの動画投稿歴は10年以上あるので動画投稿には慣れていますが、生放送はほぼ初めてで、ノウハウがなかったので様々なことを学ぶことが出来ました。今回「Periscope」で生放送をして得た知識、経験を以下記事でまとめて紹介します。
「Periscope」の生放送で学んだこと
ペリスコープでは生放送中の動画の画面をタップする(押す)ことでハートを配信者に贈る事ができます。
PeriscopeのハートはFacebookでいう「いいね!」ボタンや、Google+の+1ボタンのようなものです。ハートをあげることで、動画配信者を応援できるということですね。
結論から言うと、私はこの1週間でハートを5万個いただきました。Periscope で人気が出やすいウケる動画もある程度わかったつもりです。
色々学んだ中で、どういった動画が評価されるのか、一つの結論に至りました。生放送配信で評価されやすいのは金太郎飴みたいな動画です。
評価されやすい「金太郎飴」のような動画
生放送の動画の特徴は、「視聴者がどこから見始めるかわからない」というところです。
YouTubeやニコニコ動画のような動画サイトの動画は、動画は最初から再生されますが、生放送は視聴者がどこから見始めるか分かりません。
その上、視聴者がどこで見終わるのかもわからないため、生放送が面白くなる前に離脱してしまう可能性もあります。
さらに、視聴の最中に電波が悪く一時的に配信が途切れることも起こります。
なので、説明不要な、見てすぐに楽しめる動画が一番受けがいいです。時系列で見ていないと楽しめない生放送は好ましくありません。
つまり、どこを切っても金太郎の顔が出てくる金太郎飴のような動画が一番よいです。
具体例で言うと、桜並木を散歩する生放送が一番受けが良かったです。歩きながら桜並木を撮影すると次々と新しい桜の木が映って視聴者は飽きませんし、途中から見始める視聴者も常に美しい桜の木が映っているので、どこから見始めても楽しめるわけです。
逆に「手品」のような最初から最後までの一連の動作を見ていなければ楽しめないようなパフォーマンスは生放送での受けは良くないと思います。
Periscopeに限ったノウハウ
ここからは生放送配信ではなく、生放送アプリPeriscopeに限ったノウハウを書いていきます。
縦画面を活かせ!
YouTubeなどの大手動画サイトなどの動画は横長の動画が主ですが、現時点で、Periscopeは撮影も視聴も縦画面でしか行えません。
なので、横画面を中心にした動画制作のノウハウは使えません。横画面の撮影に慣れている人は画面の構図、配置も新たに考え直す必要があります。
縦画面は人の全身像や高い建物を撮影するのに適しています。
ですので、私は縦画面を活かすために、東京タワーと桜並木を同時に撮影するなどの試みをやってみました! この配信は反響も上々でした!
今も縦画面を活かした生放送配信は出来ないか模索しています!
通信環境は超重要!
野外での生放送配信に重要なのが電波の状況!
Periscope を野外で使うなら、高速なLTE(4G)は必須です!
3Gの環境で撮影を行うと、生放送配信がカクカクの動画となり、視聴者の反応もかなり悪くなります。ハートも通常の半分以下しかもらえません。
3Gの中でも酷いところでは、生放送の配信自体ができないところがあります。素晴らしい風景があるのに、電波状況が悪いせいで生放送配信出来ない時がありました。これは田舎の話ではなく、東京都内での話です。
電波状況が悪い環境の場合、時間の無駄なので潔く配信を諦めたほうが無難です。
Periscope の人気はこれから
Periscope もまだリリースされてから間が無いため、一般層ではなく一部の物好き、アーリーアダプターが利用している段階です。
これから、利用者が増えれば様々な人が配信を始めるでしょうし、その中で撮影や生放送配信のノウハウが共有されることが予想されるので楽しみにしています。
今回私が記事にした情報よりもさらに上を行くノウハウが今後出てくるでしょう。
私も引き続きPeriscopeを試していく予定なので、もし配信を見たい方はPeriscope で私を探してみてください。