マルコ・テンペストの拡張現実マジック!「拡張現実がつくり出す魔法」
私は拡張現実の世界には夢を感じます。
拡張現実なんて遠い未来の話だと思っていましたが、技術の発展が目覚しいので私たちの生きている間に実現されてしまいそうです。最近ではGoogle の Google Glass が拡張現実の世界で有名ですね。
そんな拡張現実の世界をユーモアたっぷりにマジックに取り入れて活用したTEDのプレゼンテーションがあるので、ご紹介します。
「拡張現実がつくり出す魔法」
文章で説明するより、動画を見てもらったほうが、早く驚きが伝わると思います。
マルコ・テンペスト氏の動きにあわせ、コンピュータ・グラフィックスがまるで魔法のようにリアルタイムで表示され、今まで見たこともないプレゼンテーションになっています!
これで実験中、初披露のものというのだから凄い! 驚きです!
私たちには「疑いを保留する」能力があり、テレビ、映画などを見たときに主人公を応援したり、会ったこともない人のために泣くのはこの能力があるためだそうです。
確かにそうですね。フィクションをいちいち疑っていてはとても楽しめません。
このプレゼンテーションでは良いストーリーを創るにはどうすればいいかが言及されています。
マジックにも死と復活、越えなければならない障害などのストーリーがあり、結末に向けていかにひねって観客を欺き、予想を裏切って楽しませるか、うまく物語を誘導しているとのことです。映画の脚本も似たような感じですね。
話術、技術、どちらも高いレベルにあり、見ていて楽しいプレゼンテーションだと思います。
そのうち、メガネをかけてマジックを見る時代がくるのかもしれませんね。