新聞の購読数を倍にした「デザインの力」
新聞社はここ数十年で、世界的な新聞不況に陥っており、日本も例外ではありません。
インターネットの出現やスマートフォンの普及などにより、ニュースを知る手段はここ数年で大きく変わりました。私も新聞を読むことはほどんどなくなりました。
もう新聞が復活するチャンスはもうないのでしょうか? もしかしたらまだあるかもしれません。
東ヨーロッパの新聞を数多くリデザインしてきたジャチェック・ウツコが過去に新聞がデザインによって購読者数を伸ばした実例を語ります。
デザインは新聞を救えるか?
ジャチェック・ウツコさんがデザインしなおした新聞、なかなかカッコ良かったですね。
新聞の一面記事は新聞の顔でもあります。そこがポスターのようにイラストや写真で目を引くデザインになるだけでも買ってみたくなりますね。
ジャチェック・ウツコさんがヨーロッパの新聞をデザインしなおした結果、購読者が増え、ブルガリアでは100%増加したそうです。倍ですね、倍。
私も書店で雑誌を選ぶ時はつい表紙のデザインがカッコイイ方を手にとってしまいます。私がよく手に取る雑誌は「WIRED(ワイアード)」「クーリエ・ジャポン」といった雑誌ですが、そういった雑誌は表紙だけでなく中のデザインや内容も凝っているのでそのまま購読に繋がってしまいます。まずは読者の読む気を起こす! そこが大事なんだと思います。
今、日本で発行されている新聞は古臭い前時代的なデザインのものが多いので、時代に合わせてデザインを改めてみれば、発行部数が大きく向上するかもしれませんね。