Google+ サークル共有の危険性と注意点

2012年2月6日Google+Google+,サークル,スパム,トラブル,不正,注意

著者: 今井 阿見

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皆さん、こんにちは。Google+ 使ってますか?

Google+ には「サークルの共有」という便利な機能があります。自分の持っているサークルのコピーを他の人と共有することができます。

最近このサークルの共有を悪用している危険なユーザーがいます。まずはサークルの共有がわからない方のために「共有サークル」から説明します。

共有サークルとは

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共有サークルの使い方は簡単です。

サークルの管理画面で共有したいサークルを選択することで、サークルの共有ができます。(0人のサークルは共有できません。)

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具体的な使い方の例で言いますと、「写真家サークル」や「絵かきサークル」などの人に勧めたいサークルを持っている場合、そのサークルのコピーを他の人と共有できます。

そして、他の人が共有したサークルを自分のサークルとして追加することもできます。

ユーザが互いにお勧めのユーザをまとめて紹介できる良い機能です。

ですが、この機能を悪用するユーザもいるのです。他のユーザが共有するサークルを安易に追加するのは危険です。

善意が悪用されたケース

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私は過去に「写真を投稿しているユーザ」を入れているサークルをGoogle+ で共有したことがあります。他の写真好きの人がこのサークルを見て参考になればと思い、共有しました。

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ところがその数時間後、とある会社の代表の人が私の共有したサークルに自分自身を追加したサークルを共有したのです。人数がきっちり1人増えており分かりやすいです。

そして、その人はこう言いました。

これは「写真家サークル」です。と、

もちろん、その人は写真家ではなく、写真の投稿も殆ど行なっていない状態でした。

つまり、他の人のサークル追加されたいがために、サークルの内容を偽ってまで、自分の入っている「サークルを共有」をしているのです。

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他人の共有サークルをまるごとパクリ、自分を追加して共有。

このケースは元のサークルの編集をおこなっておらず、本人を1人だけ追加したケースだから発覚が早かったのです。もっと手の込んだ元サークルの編集をされていれば発覚は難しかったでしょう。

共有サークルの中身に悪意があるケース

他のユーザにとって良いサークルを共有するのではなく、自分にとって都合のよいサークルを共有するユーザがいます。

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とにかく自分の所有しているGoogle+ ページやアカウントばかりが入った、同じ様なサークルを何度も何度もストリームで共有するようなタイプです。

それでは、この何度も共有されている「TOP100 Related To Japan」というサークルの中身を見てみましょう。

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Cashing (キャッシング)– 一般投稿0回(デフォルトアイコン)
https://plus.google.com/u/0/100402304508384647897/posts

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Insurance (保険)– 一般投稿1回(デフォルトアイコン)
https://plus.google.com/u/0/108351234479172874209/posts

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Affiliate (アフィリエイト)– 一般投稿2回(1つはプロフィール画像の変更通知なので実質1回
https://plus.google.com/u/0/116193539278158984205/posts

中身の無いスカスカのページがサークルの中に紛れ込んでいます。

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少しでも誤魔化そうと、サークル共有の投稿を共有することで、他のユーザが共有したお勧めのサークルを共有しているように見せていますが、実態は自分にとって都合のよいサークルを共有しているだけです。

こういったサークルは間違っても追加しないようにしましょう。

対処法

何故、このようなことが起こるのかというと「サークルの共有」がフォロワーを増やす目的を達成するのに便利だからです。そして、悪意のあるユーザ(コンサルタントやスパム)はこの機能を悪用しています。

サークルの共有は素晴らしい機能なので、この機能を「使わない」という選択肢は選びたくありません。

私達のできる対処法は2つです。

  • 自分の信頼出来る範囲でしかサークルの共有を行わない(悪用防止)
  • 自分の信頼のおける人物の共有サークルしか追加しない

覚えておきましょう。

追記:

Google+ スパムの温床となっていた『サークル共有』を廃止へ

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今井阿見

当ブログ『PLUS1WORLD』の記事執筆、編集、校正、プログラミング(一部)、管理を行っているのは今井阿見(いまいあみ)という個人のブロガーです。ブログは趣味と実益を兼ねて運営しています。

今井阿見は30年近くゲームを遊んでいるベテランのゲーマー。学生時代にゲーム作りや映像制作を行っていたので、ゲームだけでなく、映画やアニメなどの映像作品、スマートフォンやパソコン、ガジェットなどの分野にも深く関心があります。

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