通夜や葬式をスムーズに行うための世話役・手伝いの主な仕事例まとめ

今月、祖母が他界したので実家に帰って通夜・告別式に参列してきました。

私も年を取ってきたので、いずれは喪主を務めることがあるかも知れません。ふと考えてみると、私は冠婚葬祭の中でも葬儀に詳しくない事に気づきました。

将来自分が葬儀に関わる可能性もあるため、自身の勉強も兼ねて通夜や葬式をスムーズに行うための世話役・手伝いの主な仕事例をまとめてみました。

通夜や葬式の世話役・手伝いの主な仕事例まとめ

葬儀は主に喪主や遺族が執り行いますが、滞りなく進めるために「世話役」を立てることがあります。世話役を人にお願いする時は、葬祭業者や式の日程を決めてから、世話役の人選とお願いする形になります。

昔は町内の人が世話役を取り仕切ることが多かったようですが、最近は核家族化が進み、地域の繋がりが希薄化したため、世話役を葬祭業者に依頼することも増えているようです。

いずれにせよ、気落ちしている遺族に代わって葬儀全般の力添えをするのが「世話役」です。

親族や身内、つながりの深い友人であれば、遺族に手伝いをお願いされるかもしれません。世話役を頼まれたら進んで引き受け、葬儀が終わるまで責任をもって役目を果たしましょう。

葬儀の規模に関係なく必要な「世話役」

葬儀の規模や会場大きさによって必要となってくる世話役やその人数は変化します。

葬儀の規模に関係なく必要となるのが「受付係」「会計係」です。世話役をまとめる世話役代表(葬儀委員長)も必要です。

受付係

弔問客(会葬者)の受付、挨拶、案内、香典や供物の受け取りと記帳する係。親族、仕事の関係者、友人が適任。

芳名帳、供物帳、名刺受け、筆記用具を用意しておくと良い。

香典は香典帳と照合し、会計係へ渡す。

会計係

出納帳を準備して出金・入金を管理する係。香典の管理、葬式に関する全ての現金の管理、記帳を行う。心付け以外の出費は領収書をとる。お金が絡むため親族が適任。

出納帳、香典帳、電卓、筆記用具を用意しておくと良い。

世話役代表(葬儀委員長)

世話役代表(葬儀委員長)は喪主の意を受けて葬儀の進行を取り仕切る重要なポスト。信頼できる人に任せましょう。

その他の「世話役」

進行役(司会)

葬儀・告別式の進行、弔電の整理、僧侶などの案内。式を進行するため葬式の経験者が適任。(葬儀社が担当することが多い)

会場係

弔問客の式場、宴席への案内、座布団やその他の雑貨の用意、会葬礼状の配布などを行う。自宅で葬儀する場合は家の中の整理を行う。会葬者とそうでない人の見分けがつく人が適任。

台所係

弔問客の人数を推定して、飲食物、茶菓、弁当、食器、お酒、座席を用意し、通夜ぶるまい、精進落とし、献杯の準備を行う。エプロンがあると良い。

大規模な葬儀で必要となるその他の係

大規模な葬儀では弔問客を最寄り駅から案内する「道案内係」。駐車場で車両の整理を行う「駐車場係」。弔問客の携帯品などを預かる「携帯品係」。参列者や僧侶の案内する「接待係」などが必要になる場合があります。

葬式の規模や会場によって必要となってくる雑務は変わってくるので、早めに人選、お願いをしましょう。葬祭業者が係を代行してくれることもあります。

世話役・手伝いへのお礼

世話役や手伝いとして葬式の雑務をしてくれた人には、挨拶回りの時にお礼を返しましょう。

世話役や手伝いには「御礼」「志」「薄謝」と表書きした白無地の封筒に、2千円~1万円入れて渡すのが一般的です。世話役代表は1万円~3万円が目安と言われています。(お金の相場は地域の慣習による)

目上の人や勤務先の人に現金を渡すことは殆どありません。商品券や品物(菓子折り)、カタログギフトを贈るのが一般的です。

世話役への御礼は地域の慣習によるため、分からない場合は葬儀社と相談してみるのもいいでしょう。