パソコンやスマホのブルーライトを簡易的に軽減する方法
あなたはブルーライト対策してますか? 健康意識の高い人は普段使うPCでブルーライトカットしていると思います。しかし、何らかの理由で普段は使わない実家のパソコンやネットカフェのパソコンを利用することもあるでしょう。
普段、ブルーライトカットに対応したディスプレイに触れている人が、そういった対策の行われていないディスプレイを利用すると、眼精疲労の原因になりかねません。何らかの方法でブルーライトを軽減する必要があります。
ブルーライト対策をすると行っても、わざわざブルーライト対策されたディスプレイやブルーライトカット眼鏡を持ち歩くのも面倒ですよね。なので今回はパソコンやスマホのブルーライトを簡易的に軽減する方法を解説します。
ディスプレイのブルーライトを簡易的に軽減する方法
ディスプレイの輝度を下げる
まず画面を見て明るいなと思ったらディスプレイの輝度(明るさ)を下げましょう。輝度を下げることで、ディスプレイから出る光全体のエネルギー量が減少します。つまりブルーライト(青色光)も合わせて減少します。
また輝度だけでなく色温度も下げることが出来ればブルーライトを大幅に減らせます。ディスプレイの製造・販売を行っているEIZOによると輝度と色温度を下げることで約80%もブルーライトをカットできています。
色温度を変えると画面全体の色味が赤みがかった感じになります。色味の変化はお好みで調整してください。
部屋を明るくする
人間の目は暗い場所では瞳孔が広がります。瞳孔が広がれば同じブルーライトでも眼球への届き方が変わってきます。
暗い部屋では目が光を拾おうとするため瞳孔が開きます。明るい部屋よりも暗い部屋のほうが多くブルーライトが眼球に入り吸収されます。
同じ懐中電灯の光でも明るい屋外と暗い部屋で光の見え方が変わってくるのと一緒です。ブルーライトが目に入ってくるのを減らすには部屋を明るくしたほうが良いでしょう。
出来るだけディスプレイから離れる
ブルーライトは光の発生源から近いほど浴びる量が多くなります。ディスプレイと顔の距離は近くありませんか? PC、スマートフォン、タブレット端末などは顔から50cm以内で使用すると、ブルーライトの影響が大きくなります。
同じディスプレイでも1m以上離れて利用すればブルーライトの影響は小さくなります。ブルーライトの影響の大きさは距離の二乗に反比例すると言われているのでディスプレイと顔が近ければ近いほど青色光を浴びる量が増えます。
動画を見るときやゲームをするときなどは全画面表示を利用してなるべくディスプレイから離れて楽しむと良いでしょう。
端末を使う時間を短くする
PCやスマートフォンを大した目的もなくダラダラと利用し時間を潰していませんか? ディスプレイのある端末に接触する時間が伸びれば伸びるほど当然ブルーライトを浴びる量は増えます。特に就寝前のスマホはよくありません。
ディスプレイを使用し始める前にタイマーやアラームを設定しておけばブルーライトの浴びすぎを減らせます。パソコンを使う時は1時間毎に十数分の休憩時間を設け長時間ディスプレイと向き合うのを回避しましょう。
日頃から気がつけばスマホを触っているという人はスマホ依存症かも知れません。夜間はタイムロッキングコンテナを利用してスマートフォンを触れないようにしてブルーライト対策を行ってみましょう。
ディスプレイの明度を下げてブルーライトを減らそう
以上が、パソコンやスマホのブルーライトを簡易的に軽減する方法です。ブルーライト対策がされていない端末を利用する必要に迫られた時にこれらの方法を覚えておけばブルーライトが起こす健康への悪影響を減らせます。
「部屋を明るくして離れてディスプレイを見る」「出来るだけ電子機器の使用時間を減らす」これらのことを日頃から心がけるだけでも大きく違います。最近疲れ目や睡眠不足、肩こりが酷いという人は意識してみましょう。
電子機器の使用時間を制限することで、ブルーライトの浴びすぎだけでなく、肩こりやストレートネックを未然に防ぐことが出来ます。体の不調を感じているなら休日はなるべく電子機器から離れて生活するようにしましょう。