パソコン画面から出るブルーライトをカットする無料ソフト「f.lux」

近頃、テレワークによる在宅勤務でパソコンのディスプレイを長時間見る人が増えています。その影響で目を酷使して、集中力の低下や疲労を感じている人は増えているはずです。

PCの画面からはブルーライト（青色光）と呼ばれる光が出ています。ブルーライトは太陽光からも出ていますが、夜間の自然界にほぼ存在しません。なので、ブルーライトを浴び続けることは体内時計を狂わせる原因になります。

ブルーライトは目や脳にストレスを与えます。それだけでなく体に睡眠障害、癌、肥満、うつ症状などの悪影響を与える可能性があります。ブルーライトを浴びないよう対処できるなら対処したほうがよいでしょう。

今回は、パソコンの画面の色温度を変更し、PCのディスプレイから出るブルーライトをカットする（減らす）無料ソフト「f.lux」を紹介します。

PCの画面のブルーライトを減らす無料ソフト「f.lux」

「f.lux」のダウンロードとインストール

「f.lux」をダウンロードするにはこちらのページにアクセスして「Download f.lux」というボタンを押してください。以下、Windowsを例に話を進めます。

ソフトをダウンロード後「flux-setup.exe」を実行してソフトをインストールしてください。初回起動時にはライセンス契約に関する同意を求められます。問題がなければ「Accept」を押して同意してください。

「f.lux」は時間帯（日照時間）によって画面の色温度を変更する機能が備わっています。初回起動時に現在地を聞いてくるので近い都市の名前（例:Tokyo）を入力してOKを押して進みましょう。

以上で「f.lux」のインストールと初期設定は終了です。

「f.lux」で色温度を調節する

「f.lux」では画面の色温度を調節できます。色温度を変更しブルーライトを減らせば、その分画面は赤みがかった感じになります。

「f.lux」で現在の色温度を変更するには、まずソフトを起動し左上の三本線メニューを押します。

「Change current color」を選んだ後、表示される色温度を選択します。数値が少ないほど色温度が低くブルーライトをカットできます。

時間帯によって変わる色温度を調節する

時間帯（日照）に合わせて変わる色温度を調節するには、ソフト下部にあるこの部分を押してください。

日中、夕方、夜の色温度がバーで表示されるので、好みの色温度にそれぞれ調節してください。画面下の部分をもう一度押すと設定した色温度で画面がどのように表示されるのかプレビューされます。

「f.lux」を終了する

「f.lux」を使用していると画面の色合いが変わるため正確な色がわからなくなります。正確な色を把握したい時は「f.lux」を一旦終了してください。

「f.lux」を終了するには左上の三本線メニューから「Exit f.lux」を選択してください。

ブルーライトカットシートを使って更に負担軽減

私はパソコンに「f.lux」を導入しブルーライトが体に与えるダメージを減らしていますが、しかし、それだけに飽き足らずパソコンのディスプレイ用のブルーライトカットシートも使用してます。

23.8インチ 16:9対応 ブルーライトカットフィルム

私が使用しているブルーライトカットフィルムはこちらです。このフィルムによって目の疲れが軽減したことは使っていてすぐ実感できました。

フィルムによる物理的なブルーライトカットは凄くおすすめですが、パソコンの画面のサイズによって必要となるフィルムの大きさは異なります。なので、購入を検討されている方は間違ったサイズを買わないようにご注意ください。

「f.lux」でブルーライトを軽減して健康を守ろう

今回は、パソコンのディスプレイから出るブルーライトを軽減する無料ソフト「f.lux」を紹介しました。もしあなたの職場がテレワークに移行して在宅勤務になったなら自宅のパソコンに導入してみましょう。

ブロガーやYouTuber、デザイナーやプログラマーなど元々パソコンの画面と長時間向き合う仕事をしている人は「f.lux」でブルーライトを減らし眼精疲労を抑えておいたほうが良いでしょう。

また、在宅勤務じゃなくても、最近パソコンでゲームをすることが増えた人やパソコンで動画視聴サービスを使うことが増えた人は自宅のパソコンに「f.lux」を入れブルーライトを軽減することをおすすめします。

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