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発達障害をゲームで治療 塩野義製薬、治療用アプリの販売参入を発表

現在、発達障害の治療方法は薬物療法が一般的ですが、発達障害の症状や度合いは人によって異なるので、様々な治療法が試みられています。

その中でも一風変わっているのが「ゲーム」による発達障害の治療です。治療用のゲームアプリをプレイすることで発達障害を治そうとする試みです。

2019年3月、日本国内の大手製薬会社である塩野義製薬が発達障害に効果の期待できる「デジタル薬」アプリ開発への参入発表しました。

発達障害をゲームで治療する

発達障害は、脳の各部位の神経伝達回路がうまく機能していないことで起こる脳機能障害。

その発達障害をゲームを遊ぶことによって脳の特定の部位を活性化させることで治療してしまおうというのがゲームによる発達障害の治療法です。

この度、塩野義製薬が日本などでの独占的開発・販売権を得たアプリは「AKL-T01」と「AKL-T02」。スマートフォンやタブレット型端末で操作する治療用アプリとして開発が進められています。

「AKL-T01」は脳の前頭前野を活性化させ小児ADHDに働きかけるアプリで、「AKL-T02」は小児ASDの不注意症状を治療を目的とするアプリです。

これらの治療用ゲームアプリは日本と台湾での導入が予定されています。しかし、医療機器としてまだ承認されていないので導入には時間がかかりそうです。

どちらも小児向けアプリなので大人の発達障害には利用できそうにありませんが、今後の研究次第では大人の発達障害にも効くゲームアプリが開発されるかも知れません。

いずれにしても、ADHDと異なり、ASDの治療薬は現時点では存在しないため、ゲームによる治療法が確立されればASDを抱える発達障害者の未来は明るくなります。

ゲームを開発したアメリカの Akili 社はADHD(注意欠陥多動性障害)やASD(自閉症スペクトラム障害)だけでなくMDD(大うつ病性障害)、MS(多発性硬化症)などの治療を目的にしたデジタルアプリ(ゲーム)の臨床研究を進めています。

ゲームを用いる治療であれば子供も飽きずに取り組めます。落ち着きのないADHDの子供にとって「ゲームによる治療法」は最適かもしれません。

薬ではなく「デジタル」による発達障害の治療が普及すれば、治療方法の選択肢が増え、発達障害に悩まされる人が大きく減ることになりそうです。