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腰痛の原因は「脳」にあった! 慢性的腰痛が解消する最新治療法とは

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三日前、突然ぎっくり腰になりました。今はだいぶ治りましたが、なった当初は動くだけ、歩くだけで背骨が痛く、何もやる気が起きませんでした。

特に激しい運動をしたわけでもなく、何の前触れもなく風呂あがりに突然腰が痛くなったので原因は不明です。単に運動不足なのかもしれません。

腰痛に対してなにか良い治療法はないかなと探してみたところ、ちょうどNHKで腰痛治療に関する特集を行っていました。

番組を見てみたところ、慢性的な腰痛に対しての最新治療法が紹介されていました。

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慢性的な腰痛の原因は「脳」にあった!

私のぎっくり腰のように安静にしていれば自然治癒する腰痛はまだいい方です。世間では3か月以上の痛みが続く「慢性腰痛」に悩んでいる人が急増しているとNHKの特集が伝えていました。

現在国内で腰痛に悩む人は2800万人。そして「あらゆる手段を尽くしても、一向に良くならない」「そもそも腰痛の原因が分からない」といった慢性的な腰痛に苦しむ人はその半数もいるそうです。

その何故か長引く慢性腰痛の詳細なメカニズムが最近明らかになり。現在は「脳のリハビリ」による慢性腰痛の治療が大きな成果を上げてきています。

腰痛の原因は「脳」が鍵

最新の研究によって慢性腰痛の人は健康な人と比べ脳の『DLPFC』という場所の体積が極端に減り、活動が衰えていることが分かってきました。

痛みが強く、長引いている人ほどDLPFCの働きが低下しているそうです。

慢性腰痛が起こる原因

人間が腰痛を感じ、症状が収まるまでの間には以下の流れがあります。

  1. 骨や筋肉の異常によって炎症が起こる
  2. 異常の情報が神経の電気信号によって脳に伝えられる
  3. 脳の神経細胞が興奮し「痛みの回路」が生まれる
  4. 「痛みの回路」が出来てはじめて腰の痛みを感じるようになる
  5. 炎症がおさまる
  6. DLPFCが「痛みの回路」に脳の興奮を鎮めるよう指令を出す
  7. 腰痛の痛みがなくなる

この流れを見て頂ければ分かる通り、炎症が治まれば痛みはなくなると思われがちですがそうではありません。

炎症が治ってもDLPFCが「痛みの回路」を鎮めないと腰痛はなくならないということです。

なので、腰の痛みが収まるには脳のDLPFCの活動が不可欠となっています。

ところが、DLPFCの活動が衰えると脳の「痛みの回路」の興奮を鎮めることが出来なくなり、その結果 腰は治っているのに痛みは続く、いわば「幻の痛み」に苦しめられることになります。

脳が元々持っている「鎮痛(ちんつう)の仕組み」がうまく働かないために腰痛が長引いてしまうのです。

DLPFCはなぜ衰えるのか?

DLPFCがなぜ活動しなくなるのか? 最新の研究で腰痛患者が持つ「痛みへの恐怖」が関係していることが分かってきたようです。

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