Googleが謎の新サービス「Spaces」を始める
このサービスに意味があるとは思えない。
Googleが小規模なグループ向けの情報シェアツール「Spaces」を公開しました。
小人数のユーザー・グループ内でコンテンツやリンクなどを共有することができるサービスです。共有されたコンテンツを軸にしてチャットで会話することも出来ます。
Google「Spaces」雑感
Google、ソーシャル・サービスに再挑戦―グループチャット・アプリのSpacesをリリース | TechCrunch Japan
Google「Spaces」はウェブサイト、アプリどちらからも利用開始できます。
Googleが公開した新サービスということで私も早速使ってみましたが、使った感想としては使いづらくてしょうがないサービスでした。
作った人が使っていないのではないかと思うレベルです。
まずUIが分かりにくいです。画像のドラッグアンドドロップによるアップロードにも対応していませんでした。
作ったスペース(Spaces)をGoogle+にURLで共有してみましたが、タイトルが文字化けしていて、Spaces の急ごしらえ感がハンパないです。
共有されたSpacesの内容はGoogleで検索可能になるらしいですが、こんな状態でGoogleの検索に引っかかるとはとても思えません。
SpacesはGoogle+ユーザには不要?
私は日頃からGoogle+を使うGoogle+ヘビーユーザーですが、そんな私から見てSpacesを使う理由を見つけられません。
なぜなら、SpacesのウリがGoogle+内のサービスで完結するからです。
- 少人数でやり取りできる←ハングアウトでよくね?
- 特定のトピックが共有できる←コミュニティでよくね?
- コンテンツやリンクを共有・コメント出来る←Google+でよくね?
Spacesの通知もGoogle+の方に来るようですし、じゃあ初めからGoogle+でいいじゃん! となってしまいます。
結局、Spaces ってGoogle+を使わない人向けのサービスなのではないかと思った次第です。
もしかしたら、すでにあるGoogle+と機能が被ったサービスを新たに提供するということは、GoogleはGoogle+を潰してSpacesに乗り換えてもらおうと思ってるんですかね?
Googleの意図は謎ですが、Google+ユーザーとして戦々恐々です……。((((;゚Д゚))))