賃貸物件を契約する際に連帯保証人の印鑑証明が必要な時もあるらしい
以前から、東京で賃貸物件を探していましたが、ようやく目をつけていた物件が審査も通り、実際に賃貸契約する段階まで手続きが進んできました。
不動産屋が指示した賃貸物件を契約する際に必要な書類の中に、連帯保証人の印鑑証明書とあり、そんなものが必要なのかと驚きました。以前東京で賃貸アパートを借りた際は、印鑑登録証は求められなかったからです。
インターネットで調べてみると、連帯保証人の印鑑証明を求めてくる場合は多いようで、要らない場合もあるようです。不動産屋や仲介業者によるのでしょう。
家とかを購入する際には、実印の印鑑証明書が必要になってきますが、賃貸の契約なのでそこまで大きな金が動くわけではありません。
親が印鑑証明書が必要だという話を聞いて、業者に渡した証明書が悪用されないか不安がっていました。なので、確認も含めて なぜ、賃貸物件を契約する際に連帯保証人の印鑑証明が必要になってくるのか 調べてみました。
連帯保証人の印鑑証明は何のため?
簡単にまとめると、賃貸物件の連帯保証人の印鑑証明書(印鑑登録証明書)が必要になってくるのは、連帯保証人の信用力を確保するためです。
賃貸物件を契約する際に、その場に連帯保証人が同席している事はまれです。なので、不動産会社、管理会社、仲介会社は会ったこともない連帯保証人となる第三者を信用しなければならなくなります。
いざ、家賃の未払いなどが起こった際に、連帯保証人に家賃を請求しようとした時に、私は保証人になった覚えはないと言われてしまうと困るわけです。
連帯保証人が求められた場合、実印による捺印や「印鑑証明書」の提出も求められることがあります。契約者本人は求められなくても、連帯保証人の印鑑証明書だけ提出を求められるのはなぜなのでしょうか。
賃貸借契約を締結する際は、ほとんどのケースで連帯保証人は同席せず、郵送で契約書や確約書に署名捺印をするのが一般的です。
実印による捺印だけでは、勝手に実印を持ち出されたという言い訳が通ることもありますが、印鑑証明書まで添付されていれば、そのような言い訳が通用しなくなる可能性が高くなります。
―― 連帯保証人や印鑑証明書はなぜ必要?入居審査に通るためのポイントとは? | 住まいのお役立ち情報【LIFULL HOME’S】 より
もし紛争などが起こった際に、第三者に賃借者の連帯保証人になったことを証明する為に、実印と印鑑証明を求めているということですね。
インターネットで調べると、こういった賃貸契約時に連帯保証人の印鑑証明書を求めてくる傾向は結構前からあるようです。
世の中不景気ですし、非正規雇用者も増えていますので、借り主が家賃を払えなくなるということが増えているのかもしれません。
もし、賃貸契約時に連帯保証人の印鑑証明書が必要になった際は、実印の印鑑登録自体をしていなければ、市役所などで登録の手続きをする必要がありますので、連帯保証人となる方に事情を説明して印鑑登録を促し、証明書を発行してもらいましょう。