映画『ゾンビ』を見た感想

2015年10月18日映画感想ネタ,ホラー,レビュー,映画

著者: 今井 阿見

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この写真は映画本編と何の関係もありません。

皆さん、こんにちは。今井阿見です。久しぶりにDVDで古い映画を観ました。

鑑賞した映画は「ゾンビ」(DAWN OF THE DEAD)という映画で、日本では1979年3月に公開された古いホラー映画です。

ゾンビ映画の最高傑作とも言われているらしいので期待して見たのですが、その期待は見事裏切られることになりました。

以下は、ネタバレありの映画『ゾンビ』の感想・レビューです。

映画『ゾンビ』感想・レビュー

ゾンビ ディレクターズ・カット版 (字幕版)

Amazonではレビューで5つ星の評価を多数受けているこの作品。

ゾンビから命からがら逃げてきた4人がヘリコプターでショッピングセンターにたどり着き、店にいたゾンビたちを追い出してショッピングセンターに立てこもってサバイバルするという内容。

映画に緊張感がなく、つまらなすぎて開始20分で見るのをやめようかと思いました。なんとか耐えて最後まで視聴しました。

この映画最後まで見ましたが、ホラーとして観ていいのか、コメディとして観ていいのか結局分かりませんでした。

主人公たちの行動にイライラ

映画の主役となる4人たちの行動は見ていて滑稽でした。突っ込みどころ満載です。

リソース(資源)の無駄使いが激しすぎます!

映画前半、弾がないとかいいながら、ゾンビに対して無駄に銃弾打ち込みすぎで弾切れ起こしすぎです! 弾は大事にしろよ! ゾンビは次々湧いてくるんだからさっさと逃げろよ!

跳弾するような環境でも平気で銃をぶっぱなす主人公。しかもゾンビには当たっていない。何がしたいんだかサッパリ分からない!

それだけでなく、ヘリコプターの燃料の心配をしているのに、なぜかヘリのプロペラを回しながら給油!

ゾンビが来た時にヘリですぐに逃げるためとかなら分かるんだけど、ヘリを操縦できる人間がヘリから離れている時点でプロペラを回してる意味がないよね? アホじゃないの?

それどころか、映画中盤に登場人物の1人が「バッグを忘れた」とか言って、ゾンビがいる中にカバンを取りに飛び込んでいって、ゾンビに噛まれてやられたりとあまりに酷すぎます!

バッグなんかどうでもいいだろ! 命のほうが大事だろ! これまでにゾンビに怖い目に合わされておきながら、起こす行動が軽すぎる!

それでもって、なんで夜になってもショッピングセンターの明かりを煌々と点けているんだ? 何で電気消さないんだ?

明かりにつられてゾンビたちが蛾のように寄ってきてるじゃん! 本当にこいつらサバイバルする気があるのかよ! と思いました。

とにかく、登場人物の取る行動がアホすぎて終始イライラさせられる映画でした。

4人いる意味が無い

せっかく4人集まってサバイバルしているのに、各人物が勝手に行動をとりすぎて協調性のかけらもありません。

ショッピングセンターのモールへのゾンビの侵入を防ぐため店の出入り口をトラックで塞いでいくシーンでは、お互いの行動が分かっておらず、うまく連携を取れていません。

君たち、さっき無線機(トランシーバー)見つけたでしょ! 何で無線機使わないんだよ!

ヘリコプターも上から仲間がやられている状況を眺めているだけです。何のためにいるんだよ……。燃料の無駄だろ……。無線機持ってこいよ!

映画終盤では無線機は使用されるのですが、お互いに言いたいことを言いっ放しの使い方をしているので全く連携が取れていません。何のために無線機持ってるんだよ!

この映画の見所

私の視点から見ればツッコミどころ満載の映画だったので、個人的にあまり見どころはありませんでした。

この映画唯一の見どころは、ショッピングセンターの中で、主人公たちとゾンビの大群と盗賊団と入り乱れて戦うシーンですかね。殆ど映画終盤です。

映画が盛り上がるのは後半、映画が60%以上進んだところからです。この映画が合わないと感じた人は、そこまで飛ばしてしまっても多分問題無いでしょう。

ショッピングセンターをバイクで走り回る暴走集団はなかなかカッコ良かったです。

B級映画好きなら「ゾンビ」はおすすめ

「緊張感のない4人組がゾンビ相手に右往左往する」この映画を言い表すにはこの言葉だけで十分です。

私にとって「ゾンビ」は突っ込みどころ満載で終始イライラさせられる映画でしたが、細かいことが気にならないB級映画が好きな人ならこの映画はおすすめだと思います。

映画は全体的に明るいですが、グロいところはグロいのでホラー映画に耐性のない人にはおすすめしません!

この映画を100点満点で表すと、最大で60点くらいですね。それが私の映画「ゾンビ」に対する感想です。

ゾンビ ディレクターズ・カット版 (字幕版)

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今井阿見

当ブログ『PLUS1WORLD』の記事執筆、編集、校正、プログラミング(一部)、管理を行っているのは今井阿見(いまいあみ)という個人のブロガーです。ブログは趣味と実益を兼ねて運営しています。

今井阿見は30年近くゲームを遊んでいるベテランのゲーマー。学生時代にゲーム作りや映像制作を行っていたので、ゲームだけでなく、映画やアニメなどの映像作品、スマートフォンやパソコン、ガジェットなどの分野にも深く関心があります。

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