PLUS1WORLD

映画『心が叫びたがってるんだ。』を見た感想

昨日、アニメ映画の「心が叫びたがってるんだ。」を映画館で観てきました。

「あの花」スタッフが作った映画という触れ込みで宣伝されている映画ですが、私は「あの花」を見ていません。

公式サイトの雰囲気通り、「爽やか青春映画」でした。皆様におすすめしたい映画ではあるんですが、個人的にはいくつか気になる点がありました。

広告

『心が叫びたがってるんだ。』感想・レビュー

よく出来ているというより『よく出来過ぎている』

ストーリーはとてもいい話なんですが、よく出来ているというよりも「よく出来過ぎて」いて多少現実離れ感がありました。

いわゆる「出来過ぎた話」ってやつです。こんなことありえないだろ! と思いながら観てました。

その理由は映画の主要登場人物の成瀬さんと坂上くんにありました。

成瀬さんの謎

本作のヒロインである成瀬さんは、子どもの時のトラウマで言葉を話すことが出来ないという設定なのですが、その設定で学校に毎日通っているというところが謎でした。

言葉を話せないので、学校には友達もいないですし、クラスでも存在が浮いており実際に奇異の目に晒されていました。声を出せないのであれば出欠をとる際も、授業で当てられるのも毎度苦痛でしょう。

学校に行っても辛いだけなのに、なんで「引きこもり」になっていないんだろうという疑問が湧いてきました。

声を出せない成瀬さんが、なぜ毎日学校に通うのかという「理由」が作中で描かれておらず、いまいち納得できませんでした。

これは、ストーリーの都合上仕方のない事なのかもしれません。成瀬さんが学校に来ないと話が成り立たないですしね。

坂上くんが良い奴過ぎる

そして、本作に登場する坂上くんが終始良い奴過ぎます! 良い奴すぎてそこが気になりました!

作中で、言葉を話せない成瀬の抱えている呪いを解いていくという重要な役割を果たすのが坂上くんです。

成瀬が話す突拍子もない「タマゴの話」をウンウンと聞いている姿はすごかったです。普通ドン引きするだろ……。

成瀬のことを理解し、正しい方向へと導いていく様は、こいつ悟りでも開いているのか? 菩薩か何かか? と思いながら見ていました。

良い奴すぎて、男の俺でも惚れちゃいそうです。こんな学生いないだろ! と思いながら坂上くんを最後まで見ていました。

この映画は実際に坂上くんがいないと成り立ちません。そして、坂上くんは学生とは思えないほど達観しています!

そこに青春映画としてのリアリティの無さを感じました。大きく気になった点は以上です。

広告

[映画感想] アニメ, レビュー, 映画