『DEATH STRANDING』は「しんどい」ゲーム【感想・レビュー】

サム「ひとりで配達しんどいよ…」

先日、PS4の新作ゲーム『DEATH STRANDING』(デス・ストランディング)をクリアしました。私はクリアまでに55時間ほどかかりました。

そろそろエンディングかな? というところから実際にゲームが終わりを迎えるまで5時間位かかったので、終盤はとても長く感じました。

私は最後まで楽しみながらゲームをプレイしましたが、このゲームに対する評価はネットで二分されています。私は「神ゲー」という評価も「つまらない」という評価もどちらも理解できます。

『DEATH STRANDING』(以下デススト)がどういったゲームなのか、ネタバレなしで書き残しておこうと思います。

『DEATH STRANDING』は「しんどい」ゲーム

「移動」を目的にしてしまったゲーム

このゲームの主人公であるサムはアメリカ再建のため荷物を目的地に届ける配達人です。荷物を運ぶ道中でプレイヤーを攻撃をしてくる敵はいますが、背負っている荷物が駄目になる可能性があるので配達中は基本的に戦闘は避けなくてはなりません。

他のRPGなどのゲームでもアイテムを運ぶミッションは珍しくありません。荷物を運ぶという内容でデスストをいわゆる「お使いゲー」だと思う人も多いでしょう。

しかし、デスストは荷物を届ける過程を他のゲームと比べて極端に難しくしています。そのため「アイテムを運ぶリスク」をひたすら増大させたゲームになっています。

荷物のせいで移動すらままならない

このゲームは他の3Dゲームと同様にフィールドの移動ができます。ですが、主人公のサムには「重心」があるため、急な方向転換や傾斜、強風で重心が崩れると簡単にバランスを失い、転倒します。

これに加え「慣性」もあるので、運ぶ荷物が重ければ重いほどサムを思い通りに動かせません。もう歩くだけでふらふらでバランスが簡単に崩れます。サムが転倒すればもちろん荷物が傷つきますし、斜面であれば荷物は下に転がり落ちていきます。

敵にボコられたりサムがコケたりすると荷物は簡単にポロリと落ちます。プレイヤーの成績は届けた荷物の状態で評価されるため、成績を上げたければ「荷物を傷つけない移動」を心がけなくてはなりません。

なので、ひたすら地形やルートに気を使いながら移動する必要があります。これまで様々なゲームをプレイしてきましたが下り坂がこんなに怖いゲームは初めてだと感じました。

そして、荷物を届けるというゲームの性質上一つ一つの配送依頼の完了には時間がかかります。これらのゲームルールの影響で、さっさと目的地に行って依頼を完了したい人にとっては「移動」そのものが苦痛に感じられることでしょう。