慢性的な「首の痛み」「肩のコリ」にマグネシウムが効果的だった!

2018年12月6日知識&ノウハウ健康,医療,病気,食べ物,飲み物

著者: 今井 阿見

あなたは今「首の痛み」「肩のコリ」を抱えていますか? 私は8月の月末から3ヶ月以上も「首の痛み」に悩まされていました。

腕を酷使した翌日に肩と首の筋肉がおかしくなり、顔を右に振り向くだけで首に激痛が走るような状態でした。長い間サロンパスなどを貼ってごまかしてきましたが、なかなか肩と首は治りませんでした。

慢性的な「首の痛み」と「肩こり」で腕を上げられない状態が続いていましたが、「マグネシウム」を積極的に摂取するようになってから1週間で劇的に症状が改善し、今では痛みもなくなりました。

もしかしたら、皆さんが抱えている「首の痛み」や「肩のコリ」もマグネシウムの摂取で改善するかもしれません。その理由などを解説します。

マグネシウムと体の関係

マグネシウムが不足すると起こること

マグネシウムは体内で様々な働きをするミネラルです。筋肉を動かす際にも使われています。

私達が筋肉を動かす時、筋肉を収縮させて動かしています。筋肉の収縮は、筋肉の細胞にカルシウムが入ることによって起こります。

マグネシウムはカルシウムによって収縮させられた筋肉を弛緩させるなどの筋肉の収縮をコントロールする役割を担っています。要するに筋肉はカルシウムとマグネシウムのバランスで動いているのです。

マグネシウムが足りないと筋肉の収縮がコントロールできなくなり、痙攣やふるえが起こります。そしてこれは、こむら返り(足がつる)などの症状として現れてきます。

筋肉が長時間収縮(緊張)した状態になると筋肉内の血流が悪くなります。血流が悪いと筋肉内に疲労物質が蓄積されやすくなり、強い痛みや張り、だるさを感じるようになります。

つまり「首の痛み」や「肩のコリ」がある人は、マグネシウム不足によって症状が引き起こされている可能性があるということです。

基本的にマグネシウムが足りてない現代の日本人

一般社団法人 日本生活習慣病予防協会によると、現代の日本人は、食生活の“半欧米化”によって、マグネシウムの摂取不足が慢性化しているそうです。(ソース

マグネシウムは精製されていない穀類、野菜などの植物性食品に豊富に含まれています。そのほかに魚介類、肉類、海藻類、豆類などにもマグネシウムは含まれます。(ソース

例えば「わかめの入った味噌汁」を飲めば、マグネシウムを含んでいる海藻、味噌、豆腐が同時に摂取できます。マグネシウム不足の方は毎日味噌汁を飲むだけでマグネシウム不足が大幅に解消されるはずです。

マグネシウムは過剰摂取しても腎機能に問題がなければ、尿で排泄されるので普通の食事では過剰症にはなりません。腎臓に問題を抱えていない場合は食事によるマグネシウムの摂りすぎを気にしなくても大丈夫です。

むしろ、食物に含まれるマグネシウムは30~40%ほどしか体内に吸収できないと言われています。(ソース

マグネシウムは必須ミネラルであるにもかかわらず、現代の日本人の食生活ではマグネシウムが不足しがちになっています。なので、足りないと感じているなら気にせずじゃんじゃん摂るべきです。

食事よりも肌からの摂取が効率的

訳あって、マグネシウムを増やした食生活に変えられない人もご安心ください。マグネシウムは食べ物や飲み物以外からも摂取できます。

マグネシウムは肌から吸収することが可能な栄養素(ミネラル)です。

むしろ、マグネシウムは消化の過程で大きく失われるので、食べ物からよりも肌から吸収したほうが効率が良いとさえ言われています。

マグネシウムを皮膚から吸収する方法として、マグネシウムの入った入浴剤や、マグネシウムを含んだオイルを直接肌に塗るなどの方法があります。

私はマグネシウムオイルを直接肌に吹きかける マグネシウムオイルスプレー を持っています。入浴剤とは違い自分の使いたいタイミングで使うことが出来るので、とても便利です。

スプレーを使えば、首や肩に直接マグネシウムを行き渡らせることが出来るため、患部にマグネシウムを早く届けたい時に役立ちます。

肌にマグネシウムを直接塗る方法は即効性がありますが、使われている成分が肌に合わない場合は皮膚がかぶれたりしますので、利用する際は注意してください。

マグネシウムの健康面への恩恵は大きい

これまで、慢性的な「首の痛み」「肩のコリ」を持つ人向けにマグネシウムの有効性を説明しました。

しかし、マグネシウムの持つ効果・効能は筋肉だけにとどまりません。

マグネシウムを摂取することは健康面で様々なプラスに繋がります。マグネシウムの摂取であなたの体の不調が改善する可能性があります。

マグネシウムを摂取することで得られる主な効果は以下の通りです。

  • 興奮を抑えて、ストレスによるイライラを減らす。
  • 血圧が下がり、高血圧の予防や改善になる。
  • 体内のリズムが整い、昼夜逆転や不眠症の改善につながる。
  • エネルギー産生能力が向上し新陳代謝が活発に。
  • 疲労感が減り、だるさの解消につながる。
  • たんぱく質の生成を助け、歯と骨を強化する。
  • 体内酵素の正常な働きを促す

この他にもマグネシウムは体の様々な働きに関与しています。マグネシウムは健康維持や体調管理にとって重要な栄養素です。

精神が不安定な方や生活習慣病を指摘されている方は、マグネシウムが不足している可能性が十分にあります。不足している場合は食事のマグネシウム量を増やすなどの改善をしたほうが良いでしょう。

マグネシウムで体のバランスを整える

肩こりや痙攣などの筋肉の問題を日頃から抱えているならマグネシウムの摂取量を増やすことを真剣に考えましょう。

私も、毎日の食事に「納豆」を一品増やしただけで、肩こりや首の痛みが大幅に改善されました。イライラする事も減ったので、自分はマグネシウムが足りていなかったんだなと今更ながら痛感しています。

日頃から体の不調を感じているなら、マグネシウムの摂取量を増やすことで体の問題が改善されるかもしれません。試してみる価値はあると思いますよ。

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今井阿見

当ブログ『PLUS1WORLD』の記事執筆、編集、校正、プログラミング(一部)、管理を行っているのは今井阿見(いまいあみ)という個人のブロガーです。ブログは趣味と実益を兼ねて運営しています。

今井阿見は30年近くゲームを遊んでいるベテランのゲーマー。学生時代にゲーム作りや映像制作を行っていたので、ゲームだけでなく、映画やアニメなどの映像作品、スマートフォンやパソコン、ガジェットなどの分野にも深く関心があります。

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